【境界を生きる】

「性の多様性」のことを子どもたちに伝えてたいと思っている時に、この本に出会いました。
このように境界を生きる方々がおられることを、初めて知りました。

帯には次のように書かれています。
「この世界は「男」と「女」だけでつくられていると考える人は多いだろう。子どもの性別は、お母さんのおなかの中にいるときから決まっていて、誕生したときには外見で確かめるだけでいい。
でも実際には、生まれたばかりのわが子を抱いた瞬間に「男の子と女の子、どちらにしますか?」と医師から決断を迫られることがある。
生まれたときは「男の子」あるいは「女の子」と言われても、成長してから体の性があいまいであると分かったり、「心の性」が反対であると気づいたりする人もいる。」

誰もが必ずしも完全な「男」か「女」で生まれてくるわけではない。
その境界にはたくさんの、多様な命がある。

(本文より抜粋)

この本に出会って、より丁寧に目の前の方に関わらせて頂くことの大切さを感じました。
誰もが大切にされる社会を作るために、多くの方に読んで頂きたい1冊です。


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