胡桃堂喫茶店

こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが生きがいの、
ひらさわあけみです。

私は、カフェが大好き。

外国からやってきた、おしゃれなコーヒー屋さん。
ピーマンとウインナーがどっさり入ったナポリタンを出す、
昭和の喫茶店。
ネルドリップで一杯ずつ入れてくれる、こだわりの専門店。

飲み歩きを楽しんでいます。

前回の記事で紹介した「クルミドコーヒー」さんは、
雰囲気もよく、飲み物、軽食、スィーツ、
どれも美味しいお店です。

それをゆっくり味わえるのは、
店員さんも感じがいいからだと言えるでしょう。

実は、その姉妹店があるのです。
中央線の国分寺駅から、歩いて5分。

カフェ好きの友人が、一緒に行ってくれました。
ありがたいですね。

こちらも、落ち着いた佇まいです。
２階の席に案内されました。

思ったよりも広い店内には、壁際にいくつか本棚が置かれています。
カウンターの他に、２人がけ、４人がけ、大テーブルがあり、
柔軟な対応ができそう。

メニューを見ると、
クルミドコーヒーとは、違うラインナップでした。

コーヒーや紅茶もありますが、
お茶が中心なのです。
日本茶（ほうじ茶、お煎茶）、台湾茶。

お湯のお代わりができるようになっています。
電気コンロの上に置かれたやかんに、
お湯が入っているので、
飲み終わったら、差し湯をすればOK。

自分のペースで注げますから、
ゆっくり過ごすことができます。

ケーキも何種類かあり、迷ったあげく、
信濃くるみのタルトにしました。

他にも、くるみと自家製あんこのケーキや甘酒プリンなど、
あまり食べたことがないスイーツがあり、
今度はいつ来ようかと思うくらいです。

飲み物はお煎茶。
自宅ではあまり飲まないので、注文しました。
楽しみです。

エプロン姿の店員さんが、お盆にのせて運んできました。

金継ぎをしてある茶器。
欠けたり、ひびが入っていても、
修繕して使う姿勢に、共感しました。

お茶を小ぶりの湯飲みに注ぎ、
香りを楽しみます。

口に含むと、
濃いみどり色の味が、甘みと一緒に広がりました。
香りと溶け合って、穏やかな余韻が残ります。

タルト生地は、固めでしっかりしていました。
あずきクリームに、くるみが散らばっています。

塩気のあるタルトを、
甘みをおさえたあずきクリームが、
優しく包み込みました。

時々、舌を刺激するくるみの食感が、
いいアクセントになっています。

お煎茶に、ぴったりでした。

コーヒーや紅茶とは違う時間が、
流れていくようです。

静かでさりげない店員さん達が、
この雰囲気を作り上げているのでしょう。

「また来たいね」
「今度は、くるみカレーが食べたいなあ」

季節が変わったら、また行くつもりです。

くるみカレーと甘酒プリン。
今から楽しみです。