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嫌いな人

「人は相手を嫌いと思った瞬間からその人から学ぶ機会を逸している」
前に読んだ本にそんなことが書いてあった。
はっと気づかされる言葉ではあるが、それ以前に大切なことがある。
相手を嫌だと思っているときは自分の脳が偏っていて、この偏っている状態がとても危険で自分に害をなす。偏っていては相手から学ぶところではない、不必要な争いさえ起きてしまう。偏った脳が普段ならできることもできなくし、普段なら許すことも許せなくする。
この本を読む前から私が心がけていることは、人に強い嫌悪を抱いたときは、自分の頭が左右どちらかにかたよったイメージをもって、私の脳よ、真ん中に戻れと自分に念じることである。
人間だから真ん中のフェアな状態にはなかなか戻れない。6対4、もしくは7体3かも知れない。しかし結果7体3であっても、全てにおいて嫌悪している状態からは改善できる。
自分の脳をある程度中心にもどしたら、あの人は”今日は”嫌だったと、”今日は”などと条件付きの嫌悪に切り替えて、思考を分断し、いつもの自分に戻ることが大切だと思います。