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【よき感じの司会篇】オンラインセミナー実践Tips

最近仕事でよくオンラインセミナーを開催をしています。

自社サービスのリード獲得・ブランディングのため、月2回程度。わたしは冒頭セミナーの内容紹介をする(ただそれだけだけど...)司会的な役割をさせていただいており、2,3回実施した中で体系化できそうな点をオンラインセミナー実践Tipsとして纏めてみました。(自戒も込めて☺︎)


ちなみに、ご参考いただけそうな対象・条件としては、以下。

・定期的にウェビナー開催する
・テーマやターゲットはわりと毎回異なる
・セミナー形式としては講演形式(対談形式でのファシリテーター役割は含まず)


1.進め方をよき感じに篇

そもそも司会の役割としては、
・分かりやすくセミナーの目的やポイント、諸注意事項を簡潔に伝える事

進め方をよき感じにすることでその目的達成のための確率を高められる。HOWとして以下3つ。

①開始前アナウンスで注意事項※PPTと一緒に視覚へも認識
セミナー開催の10分前位からセミナーチャンネルを開いていることが多いと思いますが、参加者が増えてくる5分前位にセミナー内の諸注意等がある場合は音声アナウンスを入れます。その際、アナウンスすることは画面でも共有し視覚へも分かるようにすると親切。(毎度同じ参加者の場合は不要かもですが) 

早めにスタンバイしていただいている参加者の方もわりといらっしゃるので、「いましばらくお待ちくださいね」という一言と共に業務連絡的なことはしっかり事前にお伝えをします。

そのことで「あれ、今日の資料ってもらえるのかな~?」等の無駄なモヤモヤを最初に全て解決し、安心し集中してセミナーに参加する心持ちを醸成することにも繋がります。

事前アナウンスしておいた方がよい事項としては、

・質疑応答、意見の発信の仕方
・セミナー内の資料、動画の後日共有有無
・セミナー内容のSNS共有可否
・(有る場合は)セミナーハッシュタグの共有


②内容紹介+諸注意アナウンスは簡易的に。→早く本編に。

いよいよセミナースタート!
よくあるセミナー形式である講演タイプの流れとして以下が多いです。

・司会:内容紹介・諸注意アナウンス→講演者:本セミナー→質疑応答

参加者のみなさんは、本編を早く聴きたいのでこの形式での内容紹介+諸注意アナウンスの司会は簡易的に、2-3分程度がベスト。伝えるべき内容をシャープに削ぎ落して、本編への橋渡しをスムーズにしましょう。

諸注意アナウンスは、①で開催前もアナウンスした内容と基本的に同じです。オンタイムから参加した方へしっかりと諸注意を認識してもらいましょう。

③今日の流れと狙いを!認識合わせよう。

②の前後で今日のセミナー流れを話す際はセットで、参加者の方へ持ち帰ってほしいこと(セミナーの狙い)を伝えます。

例えば、『組織変革に繋がる小売業界A社のDX実践方法』タイトルのセミナーにて。
セミナー内で話す具体的な事例が「現場の課題感からイシュー設定と問題解決した結果、組織含めてDX推進をした」とすると、具体を含んだ参加者の真似したいポイント≒狙いにもなります。

現場の担当者あるいは現場をマネジメントする立場の参加者にとって、より自分事化しやすい内容になるのです。

これは、セミナーの狙いを決める講演者の方との打合せで固める形がベターで、逆にここを毎度ぶれずに定める意識があると、より質の高いセミナー構築ができます。

当日参加している方に合わせて、セミナータイトルをもう一段階レイヤーを落とした言葉にしてセミナーの狙いとして流れと共に入れましょう。本編に入る手前で興味を少し上げることに貢献できたらという想いで。


2.印象をよき感じに篇

次は、以下の司会役割
・分かりやすくセミナーの目的やポイント、諸注意事項を簡潔に伝える事

これを印象をよき感じにすることで目的達成のための確率を高められる。HOWとして以下3つ。

①思っているより1to1で語りかけるように。

オンラインによる情報発信は、音声6:ビジュアル4程で、音声情報が占める割合が圧倒的です。リアルなセミナーなら空気感や表情、間合いや身振り手振り等で伝えられる情緒的要素もオンラインでは難しく、音声とビジュアルのみの機械的要素になりがちです。

よって、自分が思っているより意識的に声の抑揚をつけたり、1人に対して話かけるような心持ちで、音声のみの情報に情緒的要素を含まることができます。印象を柔らかくよい感じに。

(もちろんオンラインセミナーの参加人数やターゲットにもよりますが)
オンラインセミナーの最初を飾る、司会の放つ印象がよき感じでデメリットはないですもんね。


②カメラを目線の高さに。

PCカメラや付属するWEBカメラの高さを自分の目線の高さにしましょう。通常のPCカメラママだと、やや下から自分の顔を映す角度になり表情によっては少し怖い印象になりやすいです。目線の高さが違うと違和感を創出しやすいので、余計なストレスを参加者に与えないように。

わたしは、事務局スタッフの方が持ってきてくれたペットボトル24本入りの段ボールをPC土台にし目線の高さに合わせています。雑誌数冊等でも代用できますね。

③口角を上げ気味でワントーン明るい声で。

低い声より高い声の方がオンラインで聞き取りやすいため、普段より意識的に明るくワントーン上げて話すようにしています。意識して声を高くするのはかなり難しいと思いますので、コツは口角を上げて話す!

口角を上げると息の流れが上向き傾向になり、顔の上半分に響きやすくなることで声が明るめになります。また表情も上がっているので、ビジュアル的にも◎で一石二鳥です。


3.まとめ

司会の役割は、
・分かりやすくセミナーの目的やポイント、諸注意事項を簡潔に伝える事
この目的達成の確率を高めるHOWとして↓

1.進め方をよき感じに篇
✔開始前アナウンスで注意事項※PPTと一緒に視覚へも認識
✔内容紹介+諸注意アナウンスは簡易的に。→早く本編に。
✔今日の流れとココポイント!を認識合わせ
**
2.印象をよき感じに篇**
✔思っているより1to1で語りかけるように。
✔カメラを目線の高さに。
✔口角を上げ気味でワントーン明るい声で。


ですが、もちろん本編のよきコンテンツあってこそ!

本編周辺の快適なセミナー運営を体系化しつつ、オンラインセミナーコンテンツが過多状況の中で、より参加者の方のニーズを捉えた(ニッチでも)深く刺さるコンテンツを創っていきたいものです。



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