【本】テツヤ85歳、孫の服を着てみたら思ったよりイケてた。 シルバーテツヤ/クドウナオヤ

きっかけ

テレビで紹介されてたのを見て気になって。シュールな写真が好きだから。


内容

処分しようと思っていた服を85歳のおじいちゃんに着せたら面白そうと思いついた30歳の孫。写真をSNSにアップしたらバズって、おじいちゃんは有名人「シルバーテツヤ」になった。そして個展や写真集を出して、あれよという間にインフルエンサーとなりお仕事依頼が殺到したというお話。脱毛サロンの案件もきたそうで、それが一番笑える。

シルバーテツヤがめちゃくちゃ渋かっこいい。そして写真のクオリティが高くて上手い。決めすぎない表情と余裕のあるポージングで、ただものじゃない感あふれるテツヤ。こんなふうに年をとりたいものだ。

まとめ

ギャップと遊び心はいくつになっても大事。

感想

面白いことって実は身近なところにあるんだな。わざわざ世界の絶景を見にいかなくても、オンリーワンの魅力が自分の近くにある。(物理的に距離は離れてるけど、実家にあるという意味で)ソール・ライターみたい。それに気付けることが素晴らしい。CMを作る人だから、常日頃からそういう視点で面白いものを探すのが習慣なのかもしれない。

孫の提案に乗ってあげるおじいちゃんも最高。おじいちゃんの重ねてきた歴史が、写真の深みを出している。大人になっても孫と一緒に遊べて嬉しかったろうな。

あと写真見てて、サングラスってハイレベルなおしゃれアイテムなのに気づいた。ギラギラしたやつはオーラが出るようだ。

わたしもおじいちゃんのイケてる遺影を撮ってあげたい。あれほど奇抜なハイブランドの服は持ってないけど。


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