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住民の合意形成とは難儀な話。。。

先日、自治会の会議に父親の代理で出席。
今後の投資計画の中で急を要するものについて合意形成を得たいというもの。

私は、直前まで自分たちのNPOの助成金の調査や書類づくりを進めていたため、変なテンション(申請書脳)で参加してしまったため、ちょっとミスリード(というか先走りというか)もありやや反省する所。

とはいえ、日ごろは、ある程度前提条件が整った中での会議や議論が多かったため、多様な人々の集まる会合が久々だったのもあり実に新鮮な経験だった。

まずよくわかったのが、運営役員の準備習熟度が本当に大切になるということと、良くわからないベクトルと指摘・発言・流されに対し、いかにスルーと本流修正を行っていくかということ。
それらの役割を事前にどれだけアサインしておけるかという事で、良きも悪きも変わってくるのかと。

とはいえ、運営役員側も日頃組織で活動していない人達が多い(or過去していたとしてもブランクがある)とすると、なかなかこの辺りの段取りがうまくいかない。また、自治会役員ともなると、最終キャリアがそこそこ御偉方で終える方も多く、なかなかそのスイッチングには時間がかかりそうな様子。
そうすると、個人的には裏回し(非運営側でさりげなく進行する担当)を会場に置いておくというのも手なのかな。と。

意見の近い人たちとの会合だと、比較的先の先まで議題を進めて行きがちだが、多様な意見の集まりの中では、欲張っては行けない。
最低限得なえればいけない結論、それに対する人モノ金スケジュールの資源分配、そして厳選したシナリオABC。

それでも想定していないシナリオDEが途中で湧いてくるが、それは瞬間的な話で、落ち着いてコントロールすれば事前に吟味されたシナリオABCに落ち着かせることはできる。

個人的には、アイデア出しは得意だが、全体の整理進行はやや不得手(やれと言われればやれるけど)なので、このあたりは相応の胆力と冷静さが必要なのだろうけど。

そして事前のネゴシエーション(これは私も得意)。役人が議員に「ご説明させていただく」のと同じで、重鎮やキーマンは事前のご説明があるのは大好きだし、それがスムーズな運営にもつながる。マメな対応というのが求められるが当日の荒れ防止にもなる。し、シナリオABCにも重鎮意見を盛り込めるというメリットもある。

まぁ他人のアラは見えるもので、総じて「難儀なものだなぁ」が結論になるのだが。

具体的に書けないので実に雲を掴むような抽象的な話になってしまった。
難儀なものだ。

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