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ドッペルゲンガーについて友だちと話した

先日、友人の結婚式があり地元に帰省した。当日は出席する友人3人と駅で待ち合わせをしてから、式場へ向かうことにしていた。

式場に向かう途中、一人の友人にドッペルゲンガーについて考えていたことを話をしてみた。ドッペルゲンガーについての知識はほぼないが、大前提は以下のような感じ。
・自分以外に3人いる
・ドッペルゲンガー(自分も含む)同士が会うと消滅する

「もし僕以外の3人のドッペルゲンガーが3方向からやってきて、その3人が出会い、そして消滅するという瞬間をちょっと離れたところから見てみたい。どのように消滅するのだろうか。そうなった場合自分がこの世に一人になったと言えるのだろうか。」
と話すと、
「その場合、消えた分だけ新しいドッペルゲンガーが世の中に生まれるのではないか。」
と友人は言う。

なるほど、と思った。
ここで新しい疑惑が生じたので、聞いてみる。
「新しいドッペルゲンガーが生まれるとなると、ドッペルゲンガーを生み出すような、おそらくドッペルゲンガー全体を管理をしている組織のようなものが存在している可能性が高い。」

この組織が登場したことでドッペルゲンガーの世界は急速に広がっていった。
もしかするとこの組織は元となった人物と入れ替わることによって世界を乗っ取ることを企てている組織かもしれない、生まれてきたドッペルゲンガー自身も自分をドッペルゲンガーとして認識し生活しているため、自分の存在についての苦悩があるのかもしれない、アニメ化するとなると逆に萌えアニメ的な要素をいれたほうが新しいのかもしれない、などとドッペルゲンガーについて思いを馳せていった。

そうこうしているうちに結婚式場に着いた。


結婚式には初めて出席したのだが、演出や料理などすべてが素晴らしく、なにより二人の仲の良さがすごく伝わってきた。
新郎にとって、替えることのできない唯一のお嫁さんなのだろう、そう思える結婚式だった。

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