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血の繋がらない家族の物語
昨日、部活の「合宿」から帰ってきました。場所は長野県の北志賀、冬にはスキーで賑わうホテルを舞台に3泊4日、高校生と一緒にバンド漬けの日々を過ごしてきました。
私自身は音楽に関しては人に教えるような知識も技術もなく何もできない人間ですが、幸いにもながーく現場にいるおかげで、気づいたら若い音楽家たちを技術的・精神的にサポートしてくれる素敵な仲間に出会うことができました。ですのでその仲間の力をフル
卒業式から1日経って、、、
2022年の卒業式も終わり8人の3年生の部員が旅立っていきました。
この現場に来てから5年。今までの現場も入れれば10年以上、この場所から離れていく彼らに、私はいつもいつも取り残されてされてしまいます。
高校に入学して卒業していく。このサイクルは誰にとっても1回きりのかけがえのない経験です。
ところが残念なことに私の仕事は「入学→文化祭→卒業」という高校生にとって素敵な思い出のサイクルの中に永遠
2022年もよろしくお願いいたします!
あけましておめでとうございます!
まずはこの動画を新年の挨拶代わりにご覧くださいませ。
皆さま、あけましておめでとうございます!!
2022年もよろしくお願いいたします。
小さい頃からなんとなく音楽のそばにいて楽器を演奏したり、レコードやらカセットテープやらCDやらMDやらを聴きながら気付いたら半世紀も生きてきちゃいました、、、
40歳を過ぎてからは、なぜか不思議なご縁で(音楽なんてちっとも分
あなたの隣の頭のよい人
最後の部屋は星降りそそぐ時の果て
幾千万の船が旅立つ
住めなくなった青い地球は窓の外
やがて小さな点に消えたよ
タイムトラベル 原田真二(作詞 松本隆)
頭の良い人になりたいなあ、とずっと願っています(笑)
私の中での「頭のよい人」とは、たぶん「モノをたくさん知っていて、モノゴトをテキパキとこなしていく人」というくらいの意味だと思います。
最近、漠然と考えているのは「頭のよい人」とい
当然、こうなるよなぁ…
理工的ものづくりでは製品の開発や改良を行います。例えば機械を作ったり、穀物の品種改良をしたり、人間工学に基づく椅子を作製することは理工的ものづくりの典型です。
しかしモノがどんなに優れていても、それが有効活用できる人の手に渡らなかったら製品の価値は生まれず、社会を豊かにすることはできません。
「マーケットデザイン」坂井豊貴
酒を飲みすぎれば二日酔いになる。
金を遣いすぎたら給料日前はカ
ひとりで遊ぶこと、生きていくこと
競輪は奇妙な遊びである。
或る側面で見ると、人を買って人に賭(と)し、終わってみると己を買い己に賭しただけの遊びなのである。
どこまで行っても、”ひとり遊び”なのだ。それがおそらく、”ひとり生きる”勝手を許さない社会もしくは他人との関わりで四苦八苦する私たちの日常と相反しているところに魅力があるのかもしれない。
「夢は枯野をー競輪躁鬱旅行」伊集院静
暇に飽かして少しだけ文章を書いていた
アタシは何がしたいのか?
この人生、この宇宙、そのほかすべて……これはそもそも何なのだろうと、誰でもこれまでにたびたび自問したことがあろうかと思います。わたしたちはどこに存在しているのでしょうか。わたしたちは、世界というひとつの巨大な容れ物のなかにある素粒子の集積にすぎないのでしょうか。それとも、わたしたちの思考・願望・希望には、それぞれに特有の実在性があるのでしょうか。あるとすれば、どんな実在性でしょうか。わたしたちが
もっとみる勝とうとしたらダメかもね
双六の上手といひし人に、その手立を問ひ侍りしかば、「勝たんと打つべからず。負けじと打つべきなり。いづれの手か疾く負けぬべきと案じて、その手を使はずして、一目なりともおそく負くべき手につくべし」と言ふ。 道を知れる教へ、身を治め、国を保たん道も、またしかなり。
(徒然草 第110段)
注…双六(すごろく)は当時は2人の対戦型。賭博の要素もありました。
徒然草は鎌倉末期に成立。1300年代中頃
正解を求めるか、正しさを求めるか
「生徒諸君に寄せる」
[断章一]
この四ヶ年が
わたくしにどんなに楽しかったか
わたくしは毎日を
鳥のやうに教室でうたってくらした
誓って云ふが
わたくしはこの仕事で
疲れをおぼえたことはない
(宮沢賢治 「生徒諸君に寄せる」より 青空文庫から引用)
いいね。宮沢賢治。教員だった賢治が生徒に向けて書こうとして未完に終わった詩の一部分です。興味のある方はご一
旅するキノコ#3 最初のひとり旅
山陰本線824列車。
門司を早暁5時22分に発車し、各駅に停車しながら延々五九五・一キロを走りつづけ、終着駅の福知山には23時51分に着く、という列車である。
特急でも急行でもない普通列車、つまり鈍行列車としては、これが日本での最長距離列車で、一八時間二九分という所要時間も最長となっている。
乗ってみたい、と思っていた。
「旅の終りは個室寝台車 ーにっぽん最長鈍行列車の旅」(宮脇俊三)
あれやこれやが「わたし」を救う
あれも欲しい これも欲しい もっと欲しい もっともっと欲しい
あれもしたい これもしたい もっとしたい もっともっとしたい
あれも欲しい これも欲しい もっと欲しい もっともっと欲しい
あれもしたい これもしたい もっとしたい もっともっとしたい
(「夢」 THE BLUE HEARTS )
何かに熱中することは悪くない。それによって時を忘れじぶんが成長し達成感が得られるなら、何も悪いことはな
旅するキノコ #2 小さな旅
枯草に腰をおろして 取り出す参謀本部 五万分の一の地図
見る限り続く枯野に ところどころ立てる枯木の 立枯れの楢の木は見ゆ
路は一つ 間違える事は無き筈 磁石さえよき方をさす
地図をたたみ 元気よくマッチ擦るとて 大きなる欠伸をばしつ
(「枯野の旅」若山牧水 岩波文庫)
1970年代に少年時代を過ごした私は、いよいよ両親(主に母親)に連れられて日本中を旅することになります。気付いたら
続けることは難しいっ!
祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者もつひにはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。(平家物語)
続けることは難しいよね、って周りに聞けば、多くの人が同意してくれると思う。思いつくのは簡単だけど、始めるのは簡単だけど、それを続けることってのは本当に難しいね。これは老若男女関係なしに、多くの人が感じる
旅するキノコ #1 はじめの一歩
阿房(あほう)と云うのは、人の思わくに調子を合わせてそう云うだけの話で、自分で勿論阿房だなどと考えてはいない。用事がなければどこへも行ってはいけないと云うわけはない。なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う。
「特別阿房列車」(内田百閒 ちくま文庫より)
先月から家に引きこもり、じーっと世の中を眺めてます。TVやweb上では様々な才能や知識のある方が、様々な技能や才能、