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私の関節外れてない??【前十字靭帯損傷体験記#3】

前回の体験記はこちらから↓




痛みもすっかり忘れた頃。

無事、通しリハが終わった


通しリハの後はダンスレッスンだ!!


私はダンスレッスンまでの空き時間で自分がレッスンに出れなかった曲をメンバーに教えてもらっていた。


「ゆっくりカウントでやろ!!」


「1.2.3.4、はい!右回り〜!左にステップふんで、、」


その時だ。


カクン


痛みはないのだが私の左膝の関節が外れたような感覚が襲うと同時に少しよろけてしまった。

(後にわかったことだがこれは膝崩れというらしい)


一瞬コテっと体勢は崩れるがすぐに戻る。


あれ?と思いながら私は特に気にせず踊った。


しかし踊るたびに何度も何度もそれは起きた。

そのうち私は

「あれ、私の膝の関節外れてない??」


とその現象が気になり出した。

(言葉ではわかりにくいと思うので当時の私のイメージをイラストにしました。ご参考までに。)

感覚的にはカクンとなるたびにこのイラストみたいに関節が外れてるんじゃないかと思ってました。



踊るにも、途中で何度もその現象が起きるせいで体勢が崩れてしまって集中できない。


「踊ってたら膝がかくんってなるんだけど笑」

特に重大なこととは思ってなかった私はヘラヘラメンバーに話した。



するとメンバーは

「病院に行った方が良いんじゃない?」



と私の想像より深刻そうに心配してくれた。


正直、今の時点でもみんなに遅れをとっているのに、またレッスンに参加せず病院に行くのは、、

と悩みつつメンバーに背中を押された私はついにマネージャーさんにジャンプからの経緯と共に相談することにした。


「ジャンプして膝に雷が落ちてから、私の膝、骨が外れたみたいになるんです。。」


するとマネージャーさんや周りの舞台スタッフさんは想像以上に心配してくださった。

そしてあれよあれよと事は進み、私はすぐに稽古を抜けて病院に行くことになった。


ただ正直、痛みがない私は


大事になってしまって申し訳ないなぁ。

としか思っていなかった



まさかこの怪我が私のアイドル人生に大きな影響を与えることになるなんて、、


私は一切考えてもいなかった。


前十字靭帯損傷体験記#4に続く↓

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