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60歳、プロティアン力を鍛える。
第1号(2021年5月5日)
2015年4月。某地銀の管理職だった私は、外部組織への在籍出向を命ぜられました。54歳。定年まであと6年弱であり、在籍と言っても、それは片道切符に他なりません。私は、給料は銀行から貰い、60歳で転籍し、その後も引き続き雇用されるという切符を手に入れたのでした。
振り返れば、22歳で「就社」し、以降32年間、組織謹製キャリアを実に素直に歩んで(時々走って、時々転んで)きました。常に組織にベクトルを合わせ、「自立的」に組織に貢献し、その結果、順調に昇格もしてきました。ただ、「自律」はしていませんでした。だから、最後の最後に、別の目的地へ行く切符を渡されたのでした。(自立と自律の違いは結構ポイント!)
そこ(出向の理由)に気がついたのは、銀行を離れて1年後。キャリコンを目指して勉強している中での気づき、再発見でした。キャリア依存。一括採用・年功序列・終身雇用がベースの組織に守られ、組織に依存し働いてきた32年間。キャリアについて「自分事」として考えるえることは、残念ながら殆どありませんでした。
2021年1月。60歳。ちょうど今、キャリア2.0のスタート地点にいます。そしてこの先10年、いや15年は、パラレルな働き方で社会と繋がり続けたいと思っています。さて、キャリア2.0をどうデザインしていこうか?
アイデンティティ、アダプタビリティ、何にせよ「プロティアン力」を鍛えていくしかないかなと確信しつつ、銀色の本を片手に、少しづつではありますが前進している今日この頃です。
いや〜、第1号から硬すぎる投稿となってしまいました。真面目か!
銀行に入行以来、髪型はシチサン、常に濃紺のスーツで身を纏っていたものですから、そりゃ真面目ですよ、笑笑
次は、「どこから出るのかその活力~プロティアン研究会代表の中村英泰さん」にバトンをお渡しします。
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