『シャーデンフロイデ』中野信子著者版が面白い!自分を振り返りつつ
目次の一部(半分以下に省略)
◆第一章シャーデンフロイデ(他人を引きずり下ろす快感)
・“幸せホルモン”オキシトシン
・愛情が持つ、ネガティブな側面
・毒親脳ができる仕組み
・向社会性の弊害
・もう1つの「絆ホルモン」AVP
・なぜ人は不倫を糾弾するのか
◆第2章加速する「不謹慎」
・ヒトの脳は誰かを裁きたくなるようにできている
・ソロモンアッシュの「同調圧力」実験
・社会的排除の原理
・セクショナリズムという形で現れる社会性
・日本人の抱える承認欲求の正体
・セロトニンが少ない日本人
◆第3章倫理的であるということ
・「正しい」人ほど、残酷な行為に抵抗がない
・倫理的であることが理性を麻痺させる
・ツイッターの世界に潜む罠
・「自分こそが正しい」正義バブルの時代
◆第4章「愛と正義」のために殺し合うヒト
・生き延びてきたDNA
・人間は、もともと戦うことが好き
・政治的信条は生まれつきのもの?
・非宗教的な子どもほど寛容である
・戦争に向かう脳
・「現代の病理」に逃げてはいけない
・愛が抱える矛盾
脳科学者の中野信子博士の著書は面白いッス
「シャーデンフロイデ」とは他人を引きずり下ろしたときに生まれる快感のことで、ドイツのアニメで「それシャーデンフロイデよ!」と恥を知れ!的に使う言葉です(笑)
最近の研究でこの恥ずべき行動の根幹には脳内物質の「オキシトシン」が深く関わっていることがわかってきたのですよ😳まじッスか?😳
幸せホルモンのオキシトシンが?
オキシトシンとは愛情ホルモン、幸せホルモはンと呼ばれ人間に良い影響を与える物質です。
オーガズムの時に男女ともに、ドバッ~と分泌されるホルモンでもあります😚
安心感や活力。
身体の組織の修復や免疫グロブリンの量を、増加させるという「オキシトシン」が良い感情と同時に妬み感情も、強めてしまう働きが、あることがわかったのです😱
オキシトシン効果
・血圧を下げる
・心拍が遅くなる
・皮膚粘膜の血流量が増える
・筋肉の血流量は減少する
・コルチゾール(ストレスホルモン)濃度を下げる
・消化吸収がよくなり、エネルギーの貯蔵が効率的になる
こんな素晴らしいホルモンが認めたくないシャーデンフロイデに関係してるなんて😣どういうこと?
どうやら「かわいさ余って憎さ百倍」みたいなことになるらしいです。
悪女の深情けなんかも、浮気する男(とは限らん)にナイフを持って追いかけるとかもね😰(これは持論😅)
愛情を糧に成長するヒト
の項目で、
ルネ・スピッツの実験に
「抱きしめる、撫でる、やさしく触れる、言葉をかける、など愛情に基づく養育行動による刺激を完全に剥奪されて育てられた場合、ヒトでは半数以上の子どもが、成人を迎える前に亡くなります」と、あるのです😨
ワタシは母親から抱っこされた記憶はありません。まさに、「ここに居たら死んでしまう」そう思ってどうやって逃げるか?ばかり、考えていました。
ときおり悲惨なニュースで統合失調症のお子さんが、排泄ままならなくなって、小屋に裸で閉じ込められ凍死されたのを知り涙しました。
我が子にどうしてこんな酷いことが?
ワタシだってあの頃逃げなかったら?精神病んで、閉じ込められて死んでいてもおかしくありません。
不純異性交流で命が助かる場合もあるのです。
連れ戻してはダメです。
トー横キッズのような子どもたちのレスパイトのような健全な場所があるのが理想です。
母親にも、そうなるだけの不幸があった。
母親を理解するには戦争による疎開のせいと理解するようには、しています。
大人が生き延びるために、赤子の口をふさぐようなことが行われていた戦時中、戦争を経験していないのでどれ程の悲惨さか?
知ることはかないません。(みんな口をつぐんでいるのでしょうね)
戦争のことを聞くと思いだしたくもない!と吐き捨てるように言ってました。
生存のための逃亡
とにかく16才のワタシは家出を、繰り返し、補導されて連れ戻されることを繰り返していました。
母親を殺す夢を見て自己嫌悪に陥り。人殺しは絶対にしてはいけないことですが、直接的な殺す行動ではなく、崖から突き落とす夢を見ては自己嫌悪に陥り、自己否定していました。
父親のほうはまだマシでしたが、
たぶんワタシは出来ちゃった結婚で生まれた子で、父母がラブラブなところは見たことがなく、父親は、父親になる自覚もないまま、母子が出ていってくれないか?と内心思っていたのに違いありません。
モラハラの上、生活費をあまり入れてなかったと思います。
部下は100人以上いて、部下の信頼は厚かったらしく早期退職にはたくさんの部下が手伝いに来て、引越屋を頼まずに引越はすみましたから。
しょちゅう、部下を呼んでのマージャンが行われていて、みなさんに出す巻き寿司の端っこを一切れもらう子どもでした。
みなさんが
もっとお食べというのが
嬉しかったです。
そういう母親の生活費も乏しいストレスの捌け口にワタシはされていたということですね。
4年くらいになると父親は海外単身赴任で二年間不在で、母親と二人の息苦しい生活に耐えることになります。
生活費は、海外にも給料が出て、社宅の家族にも給料がでました。
給料二倍の良い時代です。
外国人女性の涙ながらの手紙
あとあとになって知ったことですが、父親には外国人の彼女がいたようで、誰かに書いてもらった日本語のパパさんへの懇願のようなラブレターが届き、それを何十年も保存してから母親から見せられたことがあります。
それらうっ積したストレスを子どもにぶつけてきた自覚は全く無い母親でした。母親も可哀想な人ですが。
毒親育ちを救いたい気持ちがあります。
Webニュースでトー横キッズたちのことを知ると身につまされます。
ワタシはさほど好きでもない男の人と逃げることを繰り返しました。
とにかく家に居たくなかったから。
ほんとは勉強好きで大学にも行きたかったです。
(親戚はみな国立大出て師のつく商売ばかり、さぞ母親は肩身のせまい思いをしたでしょうね)
死んでしまいたい自己嫌悪を男性のちやほやで誤魔化すような生活でした。
いつも親切なのは他人さんでした。
オキシトシンで自殺願望は打ち消される
家出のためなら誰でも良かった時期から次第に相手を選ぶようになり、恋愛もたくさんして、オキシトシンもたっぷりで、ほがらかになっていきました。
男性がワタシの自殺願望を癒してくれました。
男性を肥やしにステップアップして、男性をフリまくるヒデェーやつでした😓
自己評価低いから、酷いことにも鈍感になります😔
振り返ってみれば、差別意識の強い人間ほど病みます!
◆これは辛くなる人は読まないでください!
差別意識を根幹に持っているから病むのです。
ワタシがそうでした。
差別意識は表層にはなかなか上がってきません。
差別意識があるから自己否定するとも言えます。
自分をも差別しているんですよ。
本来家庭はゆりかごであるべきで、外で傷ついても暖かなゆりかごに包まれれば、癒され活力も復活してくるのです。
機能不全家族には癒す機能がないから、“不純異性交流”をするのです。
不純異性交流やヤンキーに逃げる子はまだマシです。良い人に巡り会えれば立ち直って行きます。
悲惨なのは外面の良い親に迎合して差別的な人間になってしまうこと。
サイテーに自己評価低くて、心ボロボロの頃のワタシは、自分よりレベル低い(実にイヤな言い方です)見下せる相手を選んでいました。
見下せる相手を選んだからと言って自己評価はあがるどころか、ますます自己評価は下がって行きます。
悪い男ばかりよってきます。
クズがよってくるのは自分がクズだからです!
相手を責めるより自分を内省するほか浮かびあがれません!
そのうちに、付き合う相手はボスタイプばかりになっていきます。
ボスが自己評価高いかと言うと、そうでもありませんでした。
さらに偉い父親への根強いコンプレックスや復讐心を垣間見て驚愕しました。
そのうちに、男性に依存するのでなく主体的に生きだすと、ちょっとやそっとで崩れない鉄の女になっていきます。
その頃ワタシを勇気づけたのは阿木洋子さんが自分はアダルトチルドレンだったこと40過ぎて抜け出せた記事でした。
あんな有名人も新聞で告白していることが驚きでした。
もう一人
岩井志麻子さんにもキョーレツな影響を受けました。ワタシよりずっと年下なのに、表彰式で、ぶっとんだことを言うのです。
離婚で置いてきた息子さんに、めでたい席のマスコミに向かって、「母は死んだと思ってください!」と、シレッとした顔でそう言ったのです。
驚愕しました。
そんな生き方もあるんだ!と、自分とは関係の無い世界でそんな生き方をしている岩井志麻子さんという存在がワタシの心を軽くしているのを発見しました。
あ、『シャーデンフロイデ』半分しか読んでません(゜゜;)\(--;)
今晩、読みます😂
なんてヤツだ!~
続きはAmazonで買ってください!(笑)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?