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密の山羊座は時代のスタートライン

本日はインド占星術の読み解きのお話。

西洋占星術とインド占星術では
星の位置の計算方法が異なるため、
惑星のいる位置が
ひとつ前の星座にずれてしまいます。

明日の新月。
西洋占星術では月は水瓶座、
インド占星術では山羊座です。

新月を待たずに
すでに月は射手座から山羊座に移っています。
(インド占星術では)

これで山羊座には7つの惑星が揃うことになります。

月・太陽・水星・金星・木星・土星、そして冥王星。
まさに、山羊座がぎゅうぎゅう詰め状態。

山羊座には2つの側面があります。

ひとつは、活動宮といって、
「始める」というパワーが強いこと。

もうひとつは、
時間と現実世界を司る星座だということ。

この山羊座を通過するとき、
惑星たちはそれぞれがもつ力、
知性だったり、豊かさだったりを
現実世界に落とし込み、
役目を終えると
新しいスタートを切って出ていきます。

普通なら、
惑星たちは順番に出たり入ったりを
繰り返すのですが、
今、
太陽を含めて
7つもの惑星が
ここに集まってきています。

ただ集まっているだけでなく、
太陽が一緒にいることで、
太陽の輝きに焼かれ
自身がもつパワーを発揮し辛くなってる惑星も。

ギリシャ神話のイカロスは
太陽に近づき過ぎてしまったために
羽が解けて天から落下しましたね。

山羊座に集った惑星たちの場合は
そんな悲壮なことにはなっていないので
ご安心くださいね。

想像するならこんな感じで。
山羊座ビーチに寝転がって、
太陽にこんがり焼かれて
動きたくなくなっている。
休息ちゅう。

いずれにしても、
山羊座が象徴する社会的な枠組みの活動が
上手く機能していない、
なんだか停滞している感じがある
という状況にはなっていると思います。

特に水星は逆行中ですので、
コミュニケーションの齟齬が起こりがちです。
すでにオリンピックで起きてしまいましたけれど。

個人レベルでも、
年が明けても、
鏡開きが終わっても、
さらには立春が終わっても
何かが変わるとか、
新しく始まるとか、
そんな気持ちがわかない。
コロナのせいもありますが、
そんな停滞感があったかもしれません。

コロナによって世界は様変わりしました。
第二次世界大戦以来の大きなインパクトかもしれません。
時代の大きな潮目になっています。

山羊座に集結した惑星たちは、
過去から続く今の社会を見直し、清算し、
未来に向かって歩みだそうとしています。

今、世界の様々な国で、社会で、
浮き彫りになっている
社会構造や国や世界の仕組みのひずみは
やがて整理され、精算されていきます。
それがどう決着し、どこへ向かうのか。

新しいスタートを前にして、
私たちひとりひとりにも
課題が突き付けられていると思います。

手放すものと未来にもっていくもの。
それを今、見直すことが必要なのでしょう。
そのための停滞だったのかもしれません。

明日の新月。

明日山羊座で新月を迎えた後、
惑星が徐々に移動を開始します。

止まっていた時が、
もうすぐ動き出します。

準備はできていますか?

今日という一日に感謝。

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