世界を分ける知識の壁

おはようございます。Akitoです。今日も一日頑張りましょう!

今日は、”知識の壁って思ているよりえげつないよね”というテーマで話していきたいと思います。

多くの人は知識は大切だということは知っていると思います。一般教養の知識を身に着けるために学校に通い、自分の興味のあることはいっぱい調べるのでやたら詳しかったりします。

ただ本当に知識がどれだけの差を生むのか理解している人は少ないと思います。なざなら、知識のない人はそもそもそんな差に気が付いていないからです。

今日は、どれだけ知識の壁が恐ろしいかについて話したいと思います。

まず、知識によって見る世界が変わります。

あなたの目の前にいるその人とあなたとでは、同じ世界を共有している部分と共有していない別の世界とがあります。それは持っている知識が違うからです。

アイドルのことを知らないとアイドルファンの世界に入れませんし、好きな人について知りたいと思うのは、同じ世界を見たい・共有したいと思うからです。

その世界に踏み込んむ前提として知識の壁を乗り越えなければならないのです。

次に、行動が変わります。

自分の知らない知識が原因で動いている人の行動は理解できません。だからこそ人は恐怖を感じたり、自分なりの勝手な解釈をしようとします。

前提知識がなければ発言の意図もわからないし、会話としてもなりたちません。それ故に、人は似たような立場・境遇の人と一緒にいるようになります。

最後に住む世界が変わります。

見る世界が変わり、行動が変わった結果、住む世界が変わるのです。

その世界には、自分と同じような世界を見て、同じような行動を起こした人が集まります。

中には、まったく違う人生を生きた人と一緒にいることもあると思います。ただそれは、ある部分で共有できる世界があって仲良くなったのか、たまに付き合いで一緒にいるけどいつも一緒にいる程の仲ではないという人のどちらかだと思います。

住む世界が変わると生活がまるで違ってきます。一日の時間の使い方が違ってきます。それによってその世界と世界の壁はより高いものになり決して超えていけないものになります。

知らない人は知らないからわからないのです。これを実感している人は知っている側の人だけです。

ちょっと前まで普通の生活をしていた僕ですらその実感が少しあるのだから、何十年も普通の人と違う生活をしている人たちにはどれほどの壁が見えているのでしょうか。

どっちの世界がいいかわわかりません。どっちの世界にも幸せも不幸せもあると思います。

ただ、一つ言えることは、知識はある側から無い側の世界には行けてもその逆はないということです。

ある側には無い側に行くための壁の扉の鍵を持っているけど、ない側にはその鍵は与えられていません。

中には、知らぬが仏ということもあるかもしれませんが、それも知らないとわからないことです。

知らない世界は恐ろしいですが、どんな人でも知っていることより知らないことの方が多いものです。だからこそ、人は学ぶことを怠ってはいけません。学ぶことが不幸につながると思っている人もいるかもしれませんが、それはおそらく学んでいないからです。

知識の量が成長の量で、学びを止めてしまった瞬間に人の成長は終わってしまいます。幸福の正体なんて誰にもわからないのだから、それがわかるまで学ぶしかないと僕は思います。

ということで。今日は、”知識の壁ってえげつないよね”というテーマで話してきました。

昨日まで一緒の世界にいた人が、次の日には別の世界にいるなんてことは容易に起こりうるのです。気をつけましょう。

そして、もう一つ。愛情の世界はまた別に存在していると思っています。だからこそ、全然住む世界の違う2人が惹かれ合ったり、結ばれたりするのです。

ただ、見えている世界が違うと言うのは、いくら愛情の世界を共有しているとしても恐ろしいものです。お互いの世界を覗き合う努力は怠ってはいけません。

「知らない人の世界と知っている人の世界。どちらに行きたいですか」by Akito

では、また!