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祝!大神18周年

こんばんは。
今日は遅ればせながら「大神」の18周年お祝いの気持ちを込めて、私の大神の思い出など書き連ねていこうかと思います。
※少々大神と大神伝のネタバレを含みます。未プレイの方などはご注意ください。

大神に出会ったのは5,6年ほど前です。
実は私は大神より先に、その続編にあたる「大神伝」を知りました。大神伝は私が初めてちゃんとプレイしたRPGゲームで、ゲームを好きになるきっかけを与えてくれた作品のひとつです。
すぐに大神伝の世界観にハマり、イッスンの傑作から装飾品、骨董品図鑑などかなりやり込んでほぼコンプリートした思い出…

そして数年後、2018年に大神「絶景版」のSwitch版が発売された際に満を持して購入。
感想は言うまでもなく…最高でした。
大神伝以上の圧倒的ボリューム、ストーリーに胸がいっぱいでした。「大神伝でもいた人だ」とか「これはなかった要素だ」とかいちいち感動してなかなか進みませんでした。(続編からやってしまったため普通は逆ですね…)

私が大神で愛してやまないのはbgmです。
何度「太陽は昇る」に救われたか。
心の奥底を熱くしてくれるこの曲を本当に愛しています。まさに名曲。
こればかりは私の語彙では語れませんので、聞いたことのない方、ぜひ一度聞いてみてほしいです。

他には戦闘bgmがお気に入りですね。
大神の独特な祭囃子のような音色が好きで好きで…
特にその中の「赤カブト退治」という一曲。
出だしから射抜かれてしまいました。
疾走感もあり、 鼓舞してくれるようでもあり…
ちょっと遊び心のある、かごめかごめのようなメロディがたまりません。
あとは「妖魔王 キュウビ退治」。
こちらの方はもっとおどろおどろしい感じです。
キュウビの狡猾さ、そして強さ。
それがよく表れているような非常に臨場感のある曲になっています。
なんていうんでしょうか、歌舞伎の掛け声(?)が時々入っているんですね。
掛け声はかなりたくさんの曲に入っているんですが、それが巧みでいやにかっこいい。本当にかっこいい。

フィールドのbgmも世界観にとても合っていて、探索も捗ります。個人的に両島原と西安京の雰囲気が大好きです。
全ての音楽が和風テイストなゲームは少し珍しいと思っています。その分、新鮮味がありサントラを聴き回していても飽きないんですけどね。
大神はちょっとしたSEも凝られていてすごいなぁと思います。かわいらしいものが多い。
曲を聞くと、プレイ時の記憶が蘇って涙脆くなって困ります…
それだけ大神の音楽の力は凄いんだなと実感しますね。

あとは、何と言ってもそのストーリーでしょうか。
日本神話や昔話を基に、日本画のような美しいグラフィックで紡がれるストーリーは最早反則です。
あたたかく、心にじんと残るような。
本当に素敵でした。
(本筋の話に関しては、念のため大きいネタバレは控えます)

そして忘れてはいけない筆しらべ。
大神発売当時としてはかなり斬新なギミックだったのではないでしょうか。

神の力「筆しらべ」
「筆しらべ」とは、世界を絵のように切り取り、筆を走らせることで様々な奇跡を起こすことができる力。
アマテラスにしか扱えない森羅万象を操る力は、まさに「神の力」。

大神絶景版 公式サイト

この説明の通り水や炎、風を操ったり、ときには枯れた木に花を咲かせたり太陽や月を昇らせたり…とまさに森羅万象。
十二支と猫をモチーフにした13柱の神様と、その力を使いながらの探索や戦闘。
プレイ時は「自分が描いたものがゲームの世界に反映される」というのが嬉しかったですね。
最初の頃は行けなかったエリアも、後に新しい筆しらべを習得してから戻ってくるとギミックが解けるようになっていたり、戦闘の手数が増えたりしていくのも楽しかったです。
大神の戦闘の操作は割と単純なのですが、そこに筆しらべが入るだけで華やかになります。
もちろん敵ごとに弱点があるので見極めて、筆しらべを使って…とそんな大神の戦闘が楽しくて大好きでした。いやほんと、工夫のしがいがあるものです。

余談ですが、かなり序盤に取り戻す筆しらべの「光明」。丸を描くのが下手なのか、全く太陽が昇らなかった思い出。
火を出そうと引っ張ると、なぜか一閃が発動する、うずまきが下手で疾風が発動しないなどなど…
筆しらべの失敗、いっぱいありました…

そして最後に。
妖怪なしに大神は語れまい…ということで少しだけ。敵について。
私は大神の敵の妖怪のデザインが大好きです。
昔から妖怪や日本画、浮世絵なんかの雰囲気が好きだった自分にとっては好みも好み、ど真ん中で一発で惹かれました。それ自体が大神にハマった要因でもあるんですけどね…
種類としてはヤマタノオロチや天邪鬼などの超メジャーな妖怪から埴輪のような少し風変わりなものまで様々。あとは属性なんかが変わると見た目も変わるなど。
中でも天邪鬼と地蔵系の妖怪が好きでした。かっこいいです。

余談2ですが、「大神繪草子」という設定画集には、ゲームで見ることができる妖怪図鑑よりも鮮明に絵が載っています。
絵巻風になっていて雰囲気が最高です。
首領系の大妖怪は迫力満点。一見の価値ありです。中古で購入したのですが、良い買い物でした。


さて…かなりとぎれとぎれの拙い文章でしたが、ここまで見ていただいた方、ありがとうございます。
久しぶりにこうやって何か好きなものに対しての思いを書き起こした気がします。
プレイ時の感動と旅の思い出を1ページずつ捲るようで、とても幸せな時間でした。
少しでも愛が伝われば幸いです。
また他のゲームでも本でも、こんな感じで書き残してみようかなと思っています。

改めまして、大神18周年おめでとうございます。
そして、大切なあたたかい思い出をありがとう!
これからもずっと、大神が大好きです。

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