Vtuberアンチだった僕がどうしてバチャ豚になったのか
かつて私はVtuberアンチでした。Vtuberをやりながらアンチ活動をする、いわゆるたちの悪い人間でした。
・企業勢(またはそれに近い個人)だけが人気になる構造
・超低クオリティ動画があふれる大量の底辺V
・クソアニメ
・身内ネタの塊
・Vtuber同士でおこる不祥事
・Vヲタの暴走
・某狐の暴走…
これらが何も咎められずにあるVtuber界隈にもう絶望してました。
これらに絶望していた当時の私にとって、Vtuberとは「動く絵を被ったニコ生主」に過ぎませんでした。自分がVtuberをやりながら「面出して放送しやがれ」とも思っていました。
そんな私がどうして今、自他ともに認めるほどのVヲタになったのか、それは一つの番組がきっかけでした。
ある日、いつものようにYoutubeを徘徊していたときにある動画を見つけました。それは「ガリベンガーV」という名前で、色々な事象をVtuberと一緒に学ぶというものでありました。
当時、「バーチャルさんは見ている」を筆頭にVtuberとテレビが組み合わさるとろくな事が起こらないとされていました。
しかし、そんな時代に現れた「ガリベンガーV」は有名芸能人を起用することによってVtuberの良さを引き出すことに成功しており、Vアンチであった私も思わず見入るほどでした。
番組の魅力はさておき、事象解説だけを目的に観ていた私はいつしかVの魅力に引き込まれることになっていきました。
そして現在に至ります。私がアンチをしていた原因は何一つ解決していません。しかし、「面白い」という一つの感情がすべてを吹き飛ばしたように感じます。
この文をみて、一部の方々は「なにを言っとるんだ」と思うと思います(思わない人はいないと思います)。しかし、これだけは言っておきます。
「一つのポジティブな感情は、マイナスを簡単に吹き飛ばす」
ということです。ここまで見ていただきありがとうございました。
2020/04/05
ふとんのなかから
柊木ふみと
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