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熱性けいれんについて知っておいてほしいこと

こんにちは。
先日、長男が3回目の熱性けいれんを起こしました。
熱性けいれんは、何度経験しても本当に怖いし、焦ります。
ただ、私の経験から、事前に情報を頭に入れておくだけでも対応の仕方が変わると感じています。
そこで今回は、私の経験から、熱性けいれんについて知っておいてほしいことについてお話しします。
子育てをされる方の参考になればと思います。


長男の熱性けいれんについて

長男は、1歳のときに初めて熱性けいれんを起こし、その後2歳のときに2回目、そして先日3回目の熱性けいれんを起こしました。
先日、3回目のけいれんを起こしたときの状況は次の通りです。

朝は普通に保育園に行ったのですが、10時ごろに「熱が38.7℃あるので、お迎えに来てください」と保育園から電話がありました。
迎えに行った帰りにそのまま小児科を受診し、風邪薬を処方してもらい、帰宅しました。
日中も熱は38℃台をウロウロという感じで、夜も早めに寝かせるために、20時前に私と一緒に寝室に行きました。
しばらく会話をしてベッドで一緒に横になっていると、いきなりけいれんし始めました。
けいれんしているときは、顔は真っ青で目は開いた状態、体が硬直してとにかく苦しそうに見えました。
けいれんは約1分ぐらい続き、けいれん後は意識がはっきりせず、会話はできない状態で、目から涙が少し流れていて、しばらくすると眠りました。
けいれんの後は、眠くなるようで、いつも眠ってしまいます。

けいれんの予防薬について

熱性けいれんには、予防のためのお薬があります。
長男は、1回目の熱性けいれんの後から「ダイアップ」というけいれんを予防する坐薬を使っています。
ダイアップの使い方と注意点は次の通りです。

  • 熱が37.5℃を超えた時点で使用。

  • 1回目の使用のあと、8時間後に2回目を使用。

  • ダイアップの使用後24時間は、保育園には行けない。

  • 通常、使い始めてから2年間けいれんがなければそこで使用をやめる、もしくは5歳になったらやめる。

長男は前回のけいれんから、今年の6月で2年が経ちました。
そこで今回、かかりつけの先生に相談して、一旦ダイアップの使用をやめてみようということになり、先日の発熱時はダイアップを使用していませんでした。
ただ、結局またけいれんしてしまったので、今回はけいれん後すぐにダイアップを使用しました。
けいれんの翌日、小児科を受診し、とりあえずあと2年間は発熱時にダイアップを使用することになりました。

ダイアップの効き目は抜群で、ダイアップを使用しているときは、高い熱が出てもけいれんすることはありません。
2回目のけいれんのときも、発熱に気付くのが遅く、ダイアップを入れる間がなくけいれんしてしまいました。
今回もダイアップを使わずにけいれんしたので、やっぱり薬の効き目は確かだなと感じました。

熱性けいれんは繰り返し起こるのか

熱性けいれんは一度起こったからといって、みんなが繰り返し経験するわけではありません。
熱性けいれんを起こした子供のうち3割程度が、2回以上けいれんを起こすが、5歳から6歳頃にはけいれんを起こさなくなると言われているようです。

長男は2回目の熱性けいれんのあと、脳波の検査をするように勧められ、総合病院で検査を受けました。
結果、脳波に異常はありませんでした。

けいれんしたときに確認しておくこと

熱性けいれんを起こしたと言って小児科を受診すると、必ず聞かれることがいくつかあります。

  • けいれんが続いた時間

  • けいれんしている時の目の状態(白目をむいている、目は開いているなど)

  • けいれんは左右で違いがあったか

  • けいれんした時の体温

初めてけいれんしたときは、とにかくびっくりして冷静に観察する余裕はないと思いますが、小児科の先生に適切な判断をしてもらうためにも、できるだけ上に書いたようなことは確認しておきましょう。

まとめ

熱性けいれんを起こした子供を見ているのは本当に辛いです。
私は初めてけいれんしている長男を見たとき、熱性けいれんに関する知識をほとんど持っておらず、このまま死んでしまうのではないかととても不安になり、かなり動揺しました。
でも、通常の熱性けいれんが原因で死んでしまうということはないようで、実際長男も、けいれんしてしばらく時間が経つといつも通りに戻ります。
あらかじめ知識を持っているかいないかは、冷静に対処することができるかどうかに大きく関係すると感じました。

今回は、私が長男の熱性けいれんに関して不安に感じていたことを中心にまとめてみました。
小さい子供を育てている方には、ぜひ予備知識として知っておいてほしいと思います。

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