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お弁当に敷かれている「スパゲティ」の役割

おかずの下に敷かれているスパゲティは好きですか?

“Life is a combination of magic and pasta”
(人生は、魔法とパスタからできている)
-フェデリコ・フェリーニ(映画監督)

Google先生で「スパゲッティ 名言」と調べたらまさかのヒットしました。
「魔法とパスタからできている」って、
魔法入れればもはやパスタ関係ない気さえします。
“人生はその他と選択肢Aからできている”くらいアバウトな表現です。

それはさておき、
普段何気なーく生活していると、全く気にかけることはないのですが、
ふとしたことがきっかけで、意識をするようになることがあります。

ある時友人Aとお弁当を食べていると、
「おかずの下に敷かれてるスパゲッティって中々いい味出してるよな」
と彼が言いました。

確かに、キャベツよりいいよな〜という会話をしたのですが、
彼は続けてこう言いました。

「そもそもなぜ、スパゲティなのか。」と。
(ガリレオ主題歌「知覚と快楽の螺旋」再生)

そもそも論です。議論がもう終わろうとしている時に
「てか、そもそもさ。」と言うと、周りに嫌な顔される奴ですね。
前職で「そもそも」というあだ名の上司がおりました。

でも確かに、なぜスパゲッティなのか。なぜそこにスパゲティがいたのか、そしてどうしてスパゲティはおかずの下に敷かれなくてはいけなかったのか。

「すべての現象には必ず理由がある。」
(ガリレオ主題歌「知覚と快楽の螺旋」再生)

「すべての現象には必ず理由がある。」

スパゲッティを敷いている理由を探ると、明快に回答してある記事がありましたので、そちらから引用させていただきます。
お弁当のおかずの下になぜパスタがあるの?

料理研究家で管理栄養士の関口絢子さんは仰ります。

「揚げ物やハンバーグの下に敷かれているスパゲッティには、4つの意味があります。」

4つもあるのか!!!!!!!!

関口さんが仰るには以下の通りです。

①「おかずの下に敷くことで量が多くみえ、豪華な盛り付けに見せるため」
②「運搬中におかずが片寄ったり、散らばったりして、見栄えが悪くなるのを防ぐため」
③「弁当の容器を熱から守るため」
④「おかずから出る油を吸ってべちゃっとするのを防ぐため」


③と④が個人的には特になるほど!でした。
唐揚げなどの揚げ物は出来上がりの温度が200度近くあり、そのまま入れると容器が変質する恐れあり!それを防ぐクッションの役割であると。また、油を吸ってべちゃっとするのを防ぐためとありますが、キャベツとかだと水分が出てくるし、油でしなしなになってしまっている感じあります。

以上の理由からスパゲティを敷いていると。

しかし、まてよ。スパゲッティを敷いている理由は分かったのですが、
どうしてスパゲティでなければいけないのかはまだ不十分です。

それに対しても関口さんは回答されております。

スパゲティは
・常温で長期間ストックできる
・調理もゆでるだけと手軽
・材料費も安い

からであると。
フライドポテトやマッシュポテト、揚げた春雨、ゆでたモヤシなどもあります
が、メインのおかずとの相性や特性によって向き不向きがあるとのことでした。

スパゲティは万能

スパゲティ万能ですね。
以上の理由からスパゲッティでなければいけないということが分かりました。

もし今度お弁当を食べる機会があり、お連れの方が
「そもそもなんでスパゲティなんだろう」と質問してきた際には

「非常に良い質問だ。現象には必ず理由がある。1936年イギリスのオックスフォードで〜〜」

#あの会話をきっかけに

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