三浦義同の辞世 戦国百人一首㊾
三浦義同(みうらよしあつ)(?-1516)は、のちに出家して三浦道寸(みうらどうすん)と呼ばれたが、ここでは義同で統一する。
戦国時代初期の東相模の大名であった。
相模守護上杉朝興に協力し、北条早雲の相模支配に最後まで抵抗した武将だ。
討つ者も討たるる者も土器(かわらけ)よ くだけて後はもとの塊(つちくれ)
討つ者も討たれる者も、所詮はいずれ死んだらばらばらになって土に戻ってしまう焼き物のようなものだ
実は、こちらのバージョンの辞世もあるようだ。
討つ者も討たるる者も