プロスポーツについて考える

 プロ野球もJリーグも開幕した。F1もオーストリアでの開幕を迎え、レッドブルホンダは惜しくもノーポイントに終わり、稀に見るサバイバルレースだったオーストリアでの開幕戦を終えた。SUPER GTも富士での公式テストを終え来週開幕、ツールも来月開幕する(少しは書きかえたけど、F1は2戦目も終えたし賞味期限ギリギリの記事なのが冒頭からモロバレである)

プロ#とは と考えるようになりまして

 正直な話僕は日本で人気のスポーツも、五輪やW杯といった日の丸を背負うような大会もニュースで結果を見る程度でしかない。
 そんな野球に興味がなかった僕でもプロ野球が開幕したのは少し嬉しかったり。2011年のSUPER GT第2戦の動画の冒頭、小暮選手の挨拶を聞いてふと……『スポーツの持つもうひとつの面』ってこれなんだって。
 上でも書いたけど野球に興味がないのは否定はできないから、本当に好きな人にとっては頓珍漢なことを言ってるように思えるかもしれないけど、日本においては『プロ野球が開幕すること』は『それだけ安定した環境(平時)である』ってことであって、野球に限らず大衆の娯楽が自粛されるというのは平常ではないのだ。

学生のこと

 交流戦というところに落ち着いた高校野球。自分はあそこまで打ち込むものがなかったから分からないけど、毎年目標としてきたものが今年だけ突如なくなってしまったのは、特に3年生にとってはショックだろうし、プロ目指してる人のこと考えたら気の毒に思える(ドラフトのことはよく知らないけど、純粋にチャンスは減っているので)。
 選抜も甲子園も観ようと思って観ることはまずないし、県代表が浦学なのか花咲徳栄なのかも知らないまま過ごす年もまあまああるけど、帰省した時に甲子園がやってないのは夏祭りや花火大会がないのと似たような『別に興味はないし毎年鬱陶しく思ってるけどないとそれはそれで悲しいなぁ』って気持ちになりそう。

平和産業

 3.11の時の選手代表の言葉を思い出して書いてみたはいいものの、あの時とは事情が異なるから同列に書くのはどうかと思わなくもないけど……
 こうして普段思考を向けないことを書いていると、いかに自分が日頃ニュースを見てないかが浮き彫りになる。週5で都内まで出ているし埼京線のお世話になることもあるので、ドア上ビジョンでニュースの見出しは見るけど、いつの間にか多言語に対応した代償に見出しオンリーになってしまったので、その先の記事まで読まなくなってしまったからなぁ……本文まで載ってれば読むんだけど……()
 こうして考えるとスポーツも平和産業(正しい意味ではないけど)だなぁ。というか、戦時下で中止になった以外で中止になったことのないものが次々と中止になってるCOVID-19がそれほどの危機なんだろうけど。
 高校ラグビーはどうやら開催するそうなので、僕の仕事に関わってくるのが大きいけれど、冬までになんとか落ち着いてくれないかなぁって思ったり。
 忙しいことをありがたいとはまだ思えないし、去年の冬以前の生活に戻りたいかと言われれば頷けはしないけど、何にも過敏になっているのは正直疲れるので、働き方改革だけ進んで落ち着いてくれないかしらね。

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