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強うそうなユキノシタ

ユキノシタ(雪の下)、不思議な名前である。名前の由来には諸説あるらしいが、撮影的に、”雪の舌”が面白い。下側の花弁2枚が長いので、それを”舌”に見立てたらしい。確かに面白い構図になり、撮影が楽しい花だ。あるいは、平安時代の配色である、襲(かさね)の色目に”雪の下”というものがあるが、やや違う気がするが、この花の配色に目を向けても面白いかもしれない。

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強そうなユキノシタ

どうしても”雪のひげ”に見えてしまう。他の花弁もライオンの立髪に見えてしまうのは私だけだろうか?こうなると、強そうなユキノシタの構図を撮りたくなる。かなりのファイティグポーズだ。

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DC-GH5S LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 - f2.8 1/100s ISO:200
2021/05/10

モノクロームで造形を楽しむ

ユキノシタの配色は、かなりサイケデリックだと思う。この一枚では純粋にその造形を楽しむためにモノクロームで撮影。またしても、かなりのファイティングポーズだ。

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DC-GH5S LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 - f2.8 1/80s ISO:200
2021/05/10

記録的豪雨

このところ続く記録的豪雨の被害を受けた奥多摩へ。本来なら見ごろを迎えていたはずだったが、雨で花弁がもがれてしまったのか、無残な姿のユキノシタの群生が広がっていた。花弁の模様も少し怒っているように見える。あまりのショックにピントもボケぼけだ。

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DC-GH5S LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 - f2.8 1/80s ISO:100
2020/06/15

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