未完成のパズル

このニュースは見知らぬ人の出来事
ワタシには関係ない？

この争いは遠くの出来事
離れてるから大丈夫？

あの奇跡はあの人がスゴいからよ
それホント？


子どもの頃
豆電球をつけた人はすごい人だと知った

その人はどこからきたの？
同じ産道を通って生まれてきたんじゃない？
んーーん 初めからすごい人なのよ
どうしてすごい人なの？
私にはできないことしてるもの
どうして私にはできないの？
私には閃かないし
特別な訓練もしてないし
ただただ 無能なのよ
何かがきっとちがうんだ……


ワタシの頭の中では
豆電球のところを色々と変換しては
時折 こんな会議が
無意識に開かれている（笑）



産まれた瞬間は同じように泣いていた
オギャーと大きな声で叫んでいた
母親から産まれた赤ん坊のはずなのに

全く違うように感じる
宇宙人か高貴な人のように感じる


割と近くにいる存在なのに
とても遠くに感じるのは
この頭が勝手にそう思い込んでいるから？


孤独だと感じたのは
つながっていた温かい手のひらを
覚えているから
知っているから
忘れられないから
産まれてから
それとも
産まれるずっとずっと前に
きっとどこかでまた逢おうと約束したから？


そうならば
まだ出会っていないだけだ
まだ完成していないだけだ

幾度もチャレンジして
未完成の今を嘆いているけれど
もしかすると
それはうまくいっているし
これは計画通りですという
想定内の途中だとしたら


ワタシはきっとダメな人なんだと
否定的な言葉が
すべては計画したコースを進んでいます と
肯定的に変換される


「未完成のパズルのピースを集めている途中…
きっとあなたの中に必ずあるはずです
もしご要望がごさいましたら
何なりとお申し付けください」

こんな人生ならば

未完成なワタシでも大丈夫
今日も明日もその調子だっと
どんな失敗もどんな間違いでも
…ダメだ
なんて思わなくて済むはずだ


すべてアナタの中にあるもの…と
自然はそっと教えてくれる

#奇跡 #旅#自己肯定