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自然が教えてくれること

子どもの頃から植物が好きだった
庭にあるお花を教室の花瓶に飾ったり
通学路は四季彩の草花をみては
家までなかなか辿りつかない楽しい路だった

ペンペン草をクルクルとさせたり
引っ張り合いっこをしたオオバコ
たんぽぽの綿毛は宝物にしたいけれど
家にたどり着く頃には綿毛は飛んでいった

手につく香りは
一瞬であの頃が甦ってくる

土の匂いも
ホクホクとしたあの触感も
サラサラとした風に舞う土も
陶芸の菊ねりの手触りも大好きだ

そのせいか
野菜などは土がついているものを
好んで選んでしまう

森の中を散歩をすると
風が吹くとサワサワ ザワワっと音がする
大きな木々を
見上げると小人になった気分になる

公園の芝生で横になると
気持ちがいい
ずーーーんと土に埋もれていくイメージをして
目を閉じる
まるで蝉の幼虫のような気分
目が覚めたら新しい身体になって
リセットされたらいいのにな〜
なんて思うのだ


人は1日に30品目摂取がいいとか
それもこれもダメなどと健康になるための
情報は本当なのだろうか

コレを食べるといいとか
アレを食べたらよくないとか
何を信じればいいのか
時にわからなくなる

今は好きなものを食べる
美味しいと感謝を込めて頂く
アレもコレもだめだというけれど
好きなものは好きなのだ

自然の恵みを頂けるのならば
どんなものを食べても美味しい
こんな自然な行いがホントに
身体に悪いのかな、、、と思ってしまう


大自然の植物たちはどんな気象にも否定はなく
全て受け入れて生きている

桜の蕾が日に日に膨らんでいくし
銀杏の葉が日に日に伸びていく
エネルギーをたくさん閉じ込めて
ちょうどいいタイミングで咲きほこる

この桜の蕾のように
エネルギーを蓄えて
ちょうどいいタイミングで花を咲かせたい
そしてきれいに散っていければ
きっと幸せなのだろう

自然は色んなことを
                そっと教えてくれる


#自然とつながる

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