『勝つ』ことと『お金』の関係 その2
こんにちは、あかさとです。案外、仕事以外で書くことって大変ですね笑
昨日はチーム人件費にお金をかけないと勝てないよねという内容でした。
今日はこんな感じで紡いでいきたいと思います。
1.どれぐらいお金突っ込んでるの?
応援するチームが勝てない!スター選手や期限付きできた選手を取れないからだ!という話もあるのですが、実際どれぐらい使っているのでしょう?
今回もJリーグのクラブ決算から数字を抜いてみました。下の表はJ1リーグとしての収入全体を示してます。毎年右肩上がりですが、面白いのは入場料収入ではなく、ドライバーは広告料収入と分配金なんですよね。DAZNとの契約で分配金が厚くなりましたからね。
ちなみに折れ線グラフが収入全体におけるチーム人件費の割合です。簡単に言えば「稼ぎの半分はチームに使っている」そんな状況
この状況から、年々スケールしている中で、チーム人件費への投資金額を多するためには「稼ぐが全て」なのです。
2.じゃあどう稼ぐの?
昨日と同じですが、結局はこのサイクルを愚直に回していくように、アレコレしていくしかないのです。
この中で、観客動員を増やしたければ、お客さまに何度も来ていただくためには?新規の方は?とか、
興行収入を増やすためにはチケッティング以外にどうする?滞在時間における収益の最大化は?
価値向上をどうマネタイズできる?
それぞれのサイクルの部分から、あれこれと話が分岐したり、細分化してマーケティングになりますが、総論を回せるように意識していきます。
3.ほかに稼げないの?
主たるコンテンツのチームで稼ぐためはそうですね。でも、その稼ぐ時期はあくまでシーズン期間だけ、言えば、開場2時間前~終了後1時間ぐらいまでの勝負です。
365日でとらえれば、ものスゴイ収益機会が少ないですよね。
この機会損失を解消すべく、最近の流れとして、非開催日も稼ぐために、エリア開発に乗り出すケースが増えています。アメリカの新規スタジアムは税収増に向けた再開発と同義のため、都市部、複合要素、地場特徴の3つを組み合わせた目的地化を図っています。
日本では長らく東京ドームだけでしたが、それに続く事例が出てきましたよね。
4.夢の場所への投資は?
究極は、チームが勝つためにはチーム人件費は数年の上昇トレンドを踏まえていくらぐらい必要で、
お客さまにスタジアムで楽しんでいただくための改修には幾らぐらいかけられて、
それを支えるスタッフにはいくら払えて、、、
みたいな世界なのですね。事業をスケールさせないと、「勝つ」という期待に応えられない=エンゲージ低下=価値低下まで結構早めに駆け下りていくため、大変です。
また、新スタジアムを作るには、少なく見積もっても100憶単位での投資が必要となります。
中々プライベーターでやり切るというのは難しいですから、行政にも協力いただく話となりますが、最終的にはそれに見合う賃料を払えるのか?という問題に突き当たります苦笑
結局は『稼ぐが全て』になるのです。
エンゲージもマーケティングも地域貢献も、最終的にはクラブが永続的に存続してくために、そこに来る方の期待に応えるために、稼ぐのです。
最終的に何が言いたいかというと、
スタジアムに来た時には、全力で楽しんで、ご飯を食べて、グッズを買って、思い出を残して、楽しめるようにします。
ということでした。
どうもありがとうございました。
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