見出し画像

緊張とプレッシャー

皆さんの中には、緊張をしたことがないという人はいないと思います。どのような時に緊張を感じますか?

働いている方であれば、会社でプレゼンをする際、接客をする際など。学生であれば、受験やテスト、授業での発表など。スポーツ選手であれば、試合の前日から当日までずっと緊張している、といった方もいるのではないかと思います。

緊張する場面はそれぞれの生活スタイルによって異なると思いますが、緊張をすると、心臓の鼓動が速くなる、顔は熱いのに手が冷たくなる、体が硬くなるといった体の変化が感じられると思います。状況は違えど、原理としては全て同じです。

遥か昔の私たちの祖先は、狩りをして生活をしていました。その中では当然、猛獣と対峙し、危機的な状況に陥ったこともあります。

その時、私たちの祖先の体に何が起きていたかというと、心臓を速く動かして全身に血液を送り、脳を働かせるために頭部に多くの血液を送る。そして、敵の攻撃から身を守るために体を硬くし、出血を最小限に留めるために毛細血管を縮めていたのです。

危機を感じると、身体が逃げる準備をしていたのです。

この身体の反応が、現代の私たちが緊張した際に起こる反応に影響しているのです。

私たちが緊張するときに感じる反応は、その場面から逃げる準備を体が開始しているということなのです。

ですから、緊張反応は、ただあなただけ苦しめているのではなく、祖先たちの時代から続く外敵からの防衛反応であると思ってください。

緊張は仕方のないことなのです。

ですが、過度な緊張はパフォーマンスを下げてしまうことにも繋がります。

例えばスポーツの場面。「ミスをしたらどうしよう。」「あの人の演技完璧だったなぁ。俺は一個もミスできないな。」

受験の場面。「落ちたらどうしよう。」「あいつ、もう解き終わったのかよ。」

これらは、自分を苦しめる思考です。

緊張は誰でも感じてしまうものです。それを前提に、緊張をコントロールする方法を身につければ良いのです。

一流のアスリートも、試合の度に緊張しています。彼らが良いパフォーマンスを発揮できるのは、緊張をコントロールする方法を知っているから、もしくは、メンタルトレーナーが直接緊張をコントロールしているからです。

私たちメンタルトレーナーは、あなたの緊張をその日にほぐすのはもちろん、試合や受験、会社でのプレゼン等までの期間で的確にメンタルトレーニングを実施し、より良いパフォーマンスを発揮できるようサポートします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?