退職時に「有給は社員のためのもので貴方に取る権利は無いです」と言われた時

はじめに

前職を辞める際に、有給が丸々一ヶ月くらいありました。なので、「有給全部取ってから辞めます。引き継ぎはそれまでにやります。」と上司に言ったのですが、その際にこんなことを言われました。
「有給は社員が休息を取るために用意しているものです。社員ではなくなる貴方には取る権利が無いです。そんなことより、新しい仕事振るからギリギリまで働いて。」
で、人事や労働組合にも、上司にこんなこと言われたんですけど、と報告しても、全く同じ反応。辞める人間は守るべき人間じゃないので、有給は無いそうでした。まじかよ、労働基準法どうなってんだ。

有給を取るためにやったこと

残念ながら、彼らは法律を知らないようでしたので、親切な私が調べて、まとめた内容と次にこちらが取る行動をメールで説明することにしました。(口頭で言われた内容で証拠が無かったので、今回はメールで送ることにしました。)
注意点は、感情を含めず、淡々と事実を書くことですね。

  1. 有給に関して口頭で言われた内容を記載

  2. ググって出てきた有給に関する法律のページのリンクと要約を記載

  3. 有給取れない場合には外部の窓口に相談します、と記載

数日後、彼らから返信があり、有給は取っても良いことになりました。彼らも法律に詳しくなれてハッピー、私は有給取れてハッピー、八方よしです。きちんと引き継ぎして、有給に入れました。

まとめ

  • 権利は主張しないと勝ち取れない。

  • 証拠が残るようにメールやチャットを利用する。

参考

「労働基準法 有給」で検索して、個人的に分かりやすかったものを貼ります。

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