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雑記帳のようなものです。
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記事一覧

ポップコーン

加熱して弾けるのが「爆裂種」のトウモロコシ。食物繊維、蛋白質、ビタミンが豊富。 紀元前300年から500年の間にメキシコのトルテカ文明で、儀式や娯楽用に作られていたそうです。 ポップコーンといえばアメリカと映画の連想をするのですが、アメリカでは十九世紀に普及して、娯楽施設で供給されていきました。 日本ではまだ歴史が浅いですね。 色んな味がありますが、私が食べたことがあるのは塩バターとキャラメル、イチゴくらい。 日本一のポップコーン屋さんの商品を見ると、梅カツオ、明太子、ガ

空飛ぶトランク

今回のイラストは、アンデルセン童話を元に描いたものです。 題名(邦題)は「ひこうかばん」または「空飛ぶトランク」などです。 もしかして知名度が低いかも? あらすじは、父から財産を継いだ息子が散財した後、友人から貰った空飛ぶトランクの中に入ってトルコまで行きます。 そこで息子はお姫様と出会って、自分は神だと偽り、面白い作り話をして喜ばせ、婚約をします。 しかし婚礼の日、トランクに詰めた花火が暴発してトランクが焼け、お姫様の所に飛んで行けなくなり破断します。 天罰系のお話です

レッドベルベットケーキ

赤いスポンジ生地とクリームのケーキです。 昔はココア豆と、バターやミルクの成分が反応して赤みが出ていたそうです。 現在はココアパウダーと食紅を使用。ビーツ野菜でも作れる。 発祥は諸説有り。 イギリスのヴイクトリア朝時代。アメリカ南部では伝統菓子。 ベルベットのように滑らかなケーキとして、アメリカやカナダでも人気です。 なんかアメリカのケーキって固いイメージあるけど、これは柔らかいのかな。

クレマ・カタラーナ

スペインのカタルーニャ地方の伝統菓子で、聖ヨセフの日(3月19日)に食べます。 見た目は焼きプリンのようで、表面はカラメルでパリパリ、中身はとろりとしたカスタードクリーム。 焦げ目(キャラメリゼ)はガスバーナーで付けるので、バーナーがないと家で手作りは難しいかも。 スプーンを火で熱して焦がす方法もあるけど、慣れてないと危ない気がする。 日本での知名度はよく分からないのですが、結構いろんな所で買えます。通販も種類豊富。 シンプルでデコレーションがないから、型崩れの心配をあまり

パブロバ

焼いたメレンゲ台にクリームやフルーツを乗せたスイーツです。 オーストラリアかニュージーランドが起源といわれています。 小麦粉を使うスポンジケーキの台ではないので低カロリー。小麦粉アレルギーがある人が食べられるお菓子。 以前に描いたススピーロはシンプルなメレンゲ菓子。今回のパブロバは豪華なメレンゲ菓子ですね。

シュリカンド

インドの伝統的なスイーツ。 おめでたい日によく食べるものなんだそうです。 水切りしたヨーグルトに砂糖が入れられ、具はベリー、レーズンやナッツ類。 香り付けのスパイスはカルダモンやサフラン。 レシピを見たら、家で手軽に作れると思いました。 クリームタイプのスイーツですね☆

ソーンパプディ

インドの飴菓子。口の中でふわふわ溶けるのだそうです。 材料は砂糖やひよこ豆、香りはカルダモン、飾り付けはピスタチオやアーモンドなど。 カルダモンは爽やかで上品なスパイス。コーヒーやミルク、紅茶にも入れられます。 口臭予防や消化の助けになったり、呼吸器官の不具合や血行や発汗に良いという。 背景は緑と赤のピスタチオと桜を描きました。 食べたことないので通販して食べるかも。

日本の飴

描いたのは日本の飴。風車飴、金太郎飴、手毬飴など。星型はべっこう飴です。 紀元前六から四世紀のインドで、飴に似たお菓子が既にあったそうです。 現インドの西ベンガル州にkandiという地域があり、棒の先に付けて食べるKandyという砂糖菓子があります。他の地域にも甘いお菓子がたくさんあって驚くほど。 紅茶の産地スリランカのキャンディ地方の綴りはKandy。 アラビア語はQUANDが砂糖。ラテン語はCANが砂糖、DYが型に流し固めるという意味なので、この辺の綴りが似ているので

ストロープワッフル&スペキュラース

ストロープワッフル 薄く焼いたワッフルに蜂蜜や黒糖のシロップを挟んだオランダのワッフル。 1810年頃にパン屋が残り物の材料で作った安価な焼き菓子で、国民に親しまれています。 ホットドリンクと合わせるといいみたい。コーヒーとセットにするのが定番。 スペキュラース オランダやベルギーでミラのニコラオスの日に食べるクッキー。近年は特別な日を問わず食べられています。 聖ニコラスや、風車や動物モチーフです。

宝楽焼

愛媛県今治市の名物。魚介類の蒸し焼き料理。 旬の食材を使うのが基本ですが、鯛が主役の鯛料理です。 食材の下に小石を敷いて蒸し、水分を落とすので旨味が凝縮されます。 見た目も作り方も豪快に感じるうえ、室町時代に海賊が戦いに勝利した際に食べられていたので海賊料理・水軍料理の扱いになっています。 昔は浜辺の石を使い、鯛を昆布で包み、砂を掛けて焼いていたそうです。

ハッロングロットル&セムラ

ハッロングロットル スウェーデン定番のクッキーです。本場はカップケーキタイプが主。 「ハッロン」は「ラズベリー」のこと。「グロットル」は「洞窟」の意味。 ★ セムラ 外見はシュークリームですが、スウェーデンの菓子パン。シュー生地ではなくて、パンでクリームを挟んでいます。クリスマス終盤からイースターまでの期間に食べるもの。 キリスト教のイースター前の断食で、栄養を蓄えようとセムラを食べることになったらしいです。

すいとん

歴史は古く、室町時代の書物に記されています。 調理法も変わり、江戸時代後期に小麦粉の「すいとん」が現れたようです。 地域によって「ひっつみ」「ちぎり」「はっと」「みみ」「つめり」など名前も異なります。 戦時中はお米が入手できず、小麦粉もない場合は海藻の粉で団子を作っていたという。現代の「すいとん」は具も味も豊かになっていったものなんですね。

清浄歓喜団

奈良時代に遣唐使によって伝えられた唐菓子に団喜(だんき)があり、これを再現した京菓子です。 元は密教の供え物。 清めの意味を持つ七種のお香が練り込まれた餡を、米粉、小麦粉の生地で包んで胡麻油で揚げて作る。形の結び目は八葉の蓮華。 ちなみに昔は、唐菓子は神仏へのお供え物で貴族しか食べられないものです。 味は美味しくはない…!?

落雁

米や豆、小麦などの粉に砂糖や水飴を練り混ぜて、型に押し固めた和菓子。 乾燥させた水分が少ない干菓子なので、お供え物として多用されている。 茶道と共に茶菓子として、安価な材料で作れるので庶民に親しまれるようになったそうです。 そのまま食べる他、飲み物に入れたり、料理の材料としても使えます。