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親の老いについて思うこと

皆さんこんにちは。Pinkです。A型事業所「TANOSHIKA CREATIVE」でライターとして働くようになって、もうすぐ一年が経とうとしています。「一般就労」を最終目標としているのですが、最近になって色々と考えることがあります。

一般就労」を目指して頑張るのか、今落ち着いて仕事に取り組めているこの状況のまま、まだしばらく働くのかということです。

そこである問題が出てきます。のことです。私の母親は今も働いているのですが、よく考えてみると、もう70代なのです。勿論同じ70代でも元気に働いている人は沢山いると思うのですが、一緒に暮らす中で「老い」を感じることも多々あります。

そんな時に、AERA dot.の「親が年を取ったことに気づくべきタイミングとは? 「お母さん、しっかりしてよ!」は親の老化のサイン」という記事を読みました。今回は「親の老い」について書きたいと思います。

親の存在

記事にあるように、丁度私も50代なのですが、確かに「親はいつまでも元気で頼れる存在」だと思っていて、周りの友人に聞くと皆同じように言います。しかし、ある時、「Pinkさんのお母さんまだ働いているの?」と言われた時は、はっとしました。

と同時に、急に自分が情けなく思えてきて、悲しくなりました。言った本人にとっては、何げない言葉だったのだと思うのですが、私には「年老いたをまだ働かせているの」というふうに受け取れたからです。

が年を取っているサインに、「頼んだ買い物を忘れた」などのうっかりしたミスをするというのがあるそうです。

介護アドバイザーは「お母さんしっかりしてよ」の言葉が出たら、認識を改めるきっかけにして欲しいと言っています。

に甘えるのではなく、支える立場へと認識を新たにするにはどうしたらいいのでしょうか。

立場が逆転するとは

これまでは、私を見守り、世話をし、保護してくれる存在でした。そうやって今まで成長して来たのだと思います。

しかし、「親の老い」が始まるとその構成が逆転して、自分が親を見守り、世話をし、保護し、これからの老後の生活を一緒に考えて行かなくてはならない立場になるとのことです。

今は「老い」まではいかなくても、日常生活の中で、母親の変化を感じることはあります。仕事の疲れが長く続いたり、階段の上り下りや、車の運転が危なくなったりといったことです。

介護アドバイザーは、今は大丈夫だとしても、この先にある「介護」に対して気持ちの上で準備をして、「これからは自分が親を世話し、支える立場になったことを自覚しましょう」と言っています。

そして「老い」が目に見えて来た時、介護保険の申請施設入所を考えること、さらには、終末期医療をどうするかなど、実際に「介護」が始まると、親子の間がらの逆転は、より堅固になっていくとのことです。

親が年を取っているサインに、「頼んだ買い物を忘れた」などのうっかりしたミスをするというのがあるそうです。介護アドバイザーは「お母さんしっかりしてよ」の言葉が出たら、認識を改めるきっかけにして欲しいと言っています。

最後に

考えてみると、「お母さんしっかりしてよ」の言葉をつい言ってしまう自分がいます。しかし、それは、親へ向けたものではなく、自分自身が受け止めるべき言葉だとのことです。

これから、親子の立場が逆転しても、親は自分の「老い」を見せることで、「老いる」とはどういうことなのか、示そうとしているそうです。

私は覚悟を持って親の「老い」に向き合い、世話をすることを受け入れることが出来るように準備をしたいと思います。また、そのためにも自分の仕事の方向性も含めて、考えていきたいと思います。

総務省によると、日本の65歳以上の「高齢者人口」は、1950年以降増加していましたが、2023年9月15日現在の推計では、3623万人と前年の3624万人に比べて、1950年以降初めて、1万人の減少となったとのことです。

しかし、「高齢化社会」であることは変わらないと思います。皆さんが、親の「老い」に対してどのようにして行ったらいいのか、ということの参考になれば幸いです。

以下、参考サイトになります。

こちらでも記事を書いています。よかったら読んでみて下さい!

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