見出し画像

嬉しい出来事

先日、地域のお祭りで中学の同級生が、即席のバンドでステージに立って歌いました。
お祭りの前日にグループLINEにお知らせがあったので知っていたのですが、彼女と仲のいい女友達が一緒に行けなくなったので、当日まで行くかどうか迷っていました。

茶トラのCharちゃんをお迎えしてから、夜に外出することがなくなっていた私は、お祭りに行ってお昼からビールが飲めるのは魅力的だし、地区ごとにテントを張って、同級生の男子数人が、焼き鳥・唐揚げ・ポン菓子などを担当することになっていたので、楽しみでもあったからです。

しかし、前に一度同じお祭りに行った時に、同級生は男子だけで、女子は私だけという寂しい経験をしていたので不安もあり、また、どちらかといえばファミリー向けの印象が強いので、独身の私には肩身が狭く、行くのを辞めようと思っていた時のことです。

仲のいい男友達に連絡をもらい、行くことにしました。場所に着くと、なんと!私をめがけて走ってくる女性が一人。よく見ると中学の同級生で、「誰か女子がいないか探していた」と息を切らしながら話してくれました。

私は嬉しくなり、それからまた数人の同級生も来て(残念ながら皆男子、笑)、ステージに立つ同級生に挨拶をしたあと、お祭りに来ていた同級生たちで、ステージの前で応援?をしながら曲に合わせて踊ったり、いつの間にか一緒になって歌っていました。

その日は天気も良く、丁度お昼の時間帯でとても暑かったので、ステージが終わると、早速ビールと焼き鳥を買って椅子に座り、同級生や後輩と話をしていると、ステージが終わった同級生も加わり、皆で楽しく過ごしました。

話をしているうちに、自分の中学時代を思い出しました。実は集まった同級生たちの殆どが、私にとって苦手な人たちばかりだったのです。

50代を過ぎてようやく私は普通に話が出来たこと、一緒に楽しめたこと。もちろん皆、歳を重ねて変わったというのもあるかもしれませんが、とても嬉しい出来事でした。

皆さんは苦手だと思う人がいますか?もしそうだとしたら、私は無理に話さなくてもいいのではないかと思うのですが、今にして思うと、苦手だと決めつけずに、中学時代、もっと沢山話をすればよかったなと思っています。

よく考えてみると、自分が苦手だと思っているだけで、案外違うかもしれないのではないでしょうか。

こちらでも記事をかいているので、よかったら読んでみて下さい!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?