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「ヘリコプターぺアレント」リモートワークで増加

皆さんこんにちは。Pinkです。Forbes JAPANの記事を読んでいると「ヘリコプターペアレント」という言葉が目に止まりました。

モンスターペアレント」はよく知っているのですが、「ヘリコプターペアレント」とはどういったことなんだろうと思い、調べてみることにしました。

今回は「ヘリコプターペアレント」について書きたいと思います。

ヘリコプターペアレント

ヘリコプターペアレント」とは、ヘリコプターがホバリング(空中で停止した状態)するように子供を見張り、やることに対して必要以上に関わろうとする親のことを言うそうです。

新しい現象ではないそうなのですが、アメリカでは、最近子供が働く職場にも現れるそうです。自分に置き換えて考えてみると、親が職場に来ると考えただけで学生時代の授業参観を思い出して、恥ずかしい気持ちになります。

また、コロナ禍になり、リモートワーク(*1)やハイブリットワーク(*2)を行うようになったことで、親が家で子供の仕事をのぞいたり、口を出したりしやすくなっていることも事実です。

*1…オフィスから離れた遠隔地で働く勤務形態 

*2…テレワーク・オフィスワークを選択して働くこと

それでは、具体的にどのようなことをするのかというと、以下の通りです。

  1. zoom面接で何を言ったらいいのか子供に囁く

  2. 職場での子供の待遇をめぐり上司に文句を言う

  3. 仕事の内定、給与交渉でおせっかいを焼く

以上です。経済雇用市場の競争が激しいことを考えてみると、子供の成功を手伝いたいという親心なのかもしれません。

また、親世代は経験豊富であることから、コロナ禍での「ソーシャルディスタンス」によって、「対人コミュニケーションスキル」が落ちていたりして、親が仕事に口出しすることを許しがちになっているかもしれないとのことです。

ヘリコプターペアレントの問題点とは

しかし、いくら社会経験豊富で、職場での経験や人生の中で色々な経験を積んできた過程で注意すべき点などを、親として伝えることが出来たとしても、やり過ぎると裏目に出てしまう場合もあるのではないでしょうか。

それは、自分で学んだり、考えるということを妨げてしまうことになると思うからです。そうしたことから、内面に自信を持つことが出来なかったり、親のアドバイスに頼り続けてしまうかもしれません。

また、あまりにも親が子供の仕事に関わり過ぎてしまうと、雇用主から社会人に必要な能力が欠けていると見なされ、その結果不採用になってしまったり、解雇になってしまう可能性もでで来るとのことです。

そこで、親のルールが紹介されていたので、まとめてみました。

親のルール

  1. 子供のプライバシーを尊重し、完了した仕事の覗き見たり、電話・ビデオ通話の盗み聞き、チャットやメールを見ない

  2. サポートはしても指図はしない

  3. 補助や励ましが必要な時は側にいて、自分の力で出来るように導く

  4. 失敗しても先へ進めるようにする

  5. 急かしたり、追い込んだりして、威圧的になるのを避ける

  6. 成長する速さは人それぞれだということを忘れない

以上です。

以下、参考サイトになります。

最後に

私は「過保護」に育てられて来たと思っているのですが、今回の「ヘリコプターペアレント」と「過保護」は似ていると感じました。

実際、分からないことがあるといつも、すぐ親に聞いて頼っていたこともあり、職場ではよく「人に聞く前に自分で調べて、それでも分からない時は聞いて下さい」と言われていました。

今回「ヘリコプターペアレント」について分かったことは、子供の成功を手伝いたいという親心が悪いことではなく、ただやり過ぎないことが大事だと言うことです。

こちらでも記事を書いています。よかったら読んでみて下さい!

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