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「代理ミュンヒハウゼン症候群」-ジプシー・ローズ事件

皆さんこんにちは。Pinkです。様々な病気があると思いますが、その中で今回私が注目したのが「代理ミュンヒハウゼン症候群」でした。

きっかけは、先日海外ドラマNABIのサイトを見ていた時に読んだ、ドキュメンタリー番組『代理ミュンヒハウゼン症候群:ジプシー・ローズ事件』です。

代理ミュンヒハウゼン症候群」とはどういった症状なのか、ネットで調べたのですが、その前に、「ミュンヒハウゼン症候群」について説明したいと思います。

「ミュンヒハウゼン症候群」とは

ミュンヒハウゼン症候群」の代表的な症状としては、「作為症(虚偽性障害ともばばれる)」が挙げられ、間違いなく外的要因が認められない状況において、自分に身体症状精神症状があるように装って症状を自ら偽作的に作り出す行動を見せるとのことです。

作為症」や「虚偽性障害」が、身体的・心理的な症状や徴候を意図的に作り出す疾患であると言われている中で、特に身体的症状と兆しが有利なタイプを「ミュンヒハウゼン症候群」と呼ぶそうです。

下記のような特徴が見られるとのことです。

  1. 患者自身が治療を求めて、医療機関を次々と、あるいは同時に受診して様々な医師や病院を渡り歩く

  2. 通院や入院を繰り返す行動が挙げられ、ひとつの病気の問題が解決してひと段落すると新たな病気を更に作り出して偽装する

  3. 周囲の人間関係を操作し、懸命に自分が病気と闘っている姿を主張して他人から同情を買うことに快感を覚える

  4. 自分の既往歴などを含めて、患者自身が主張する病歴の話自体は曖昧な上に、多彩である

参照:ミュンヒハウゼン症候群   精神疾患の理解と対処法 ヒロクリニック ..

以上となります。

「代理ミュンヒハウゼン症候群」とは

ミュンヒハウゼン症候群」と似ている病気の一つとして知られるのが、「代理ミュンヒハウゼン症候群」とのことです。

この病気では、養育者が子どもを病気に見せかけて、必要ない検査や治療を繰り返して行うという特徴があるそうです。

それ以外にも、「代理ミュンヒハウゼン症候群」である母親には、下記のような特徴が見られるとのことです。

  1. 病院などの医療機関に対しては愛想が良好で協力的である

  2. 子供の病気についてよく調べて、全力で看病している(ように見える)

  3. 極めて計画的である

以上となります。

また、「代理ミュンヒハウゼン症候群」の場合、子どもの虐待の一形式という一面もあり、明らかな外的報酬がないにもかかわらず、自分ではなく代理の人(多くは自分の子ども)に対して障害を与える精神疾患とのことです。

後にコロラド大学の研究結果をもとに、「代理ミュンヒハウゼン症候群」の実例を沢山集めて、「代理ミュンヒハウゼン症候群」の本質を「子どもの症状を保護者が捏造あるいは偽造すること」と定義付けられたそうです。

以下、参考サイトになります。

「代理ミュンヒハウゼン症候群:ジプシー・ローズ事件」

それは、2015年に激しい虐待を繰り返す母親の殺害に関わった容疑で逮捕された、ジプシー・ローズ・ブランチャード(以降、ジプシーと記載)が、苦痛の日々と事件に至るまでの経緯を全て告白するといった内容でした。

2023年に早期釈放が決定した今、ジプシー自らが事件を振り返り、カメラの前で初めて、驚愕の真実を告白しているとのことです。

自分の子どもに病気を作り、甲斐甲斐しく面倒を世話をすることにより、自分の平常心を保つ「代理ミュンヒハウゼン症候群」いう精神疾患を持っていた母親は、日常的に虐待を繰り返し、ジプシーを完全に支配していたといいます。

私には子どもが居ないので、母親としての気持ちは分からないのですが、「代理ミュンヒハウゼン症候群」という精神疾患は、いつ自分の身に起きるのかわからないのではないでしょうか。

確かに虐待はあってはならないことだとしても、愛情がなかったとは思えないのです。行き過ぎた愛情だと捉える私は間違っているのでしょうか。皆さんはどう思いますか?

以下、参考サイトになります。

5月10日(金)より、Hulu、U-NEXTにて配信開始になっています。

こちらから、予告編を見ることが出来ます。

こちらでも記事を書いているので、よかったら読んでみて下さい!

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