見出し画像

北欧の「フリルフスリフ」という考え方に学ぶ

皆さんこんにちは。Pinkです。「Tarzan」のWebサイトに気になる記事があったので、紹介したいと思います。

WORLD FITNESS NEWS」と言って、世界のフィットネスの話題を伝えているのですが、今回はその中から北欧で見直されている、「マインドフルネス」()的な考え方の「フリルフスリフ」についてです。「TANOSHIKA CREATIVE」では、朝礼と終礼の時に「マインドフルネス」を行っています。

()…今現在の心に集中している状態のこと

フリルフスリフとは

ノルウェー語の「フリルフスリフ(friluftsliv)」は、1850年代に詩人・劇作家が「屋外での時間がメンタルヘルスによい影響を与える」と提案したした時に使った言葉とのことです。

具体的な行動や習慣ではなく、「アウトドア」で過ごす時間全体を指し示すもので、季節や年齢、人数等に関係なく、本人の身直にある自然環境で、意のまま過ごす時間と考えれば、身近に感じられる言葉ではないでしょうか。

デンマーク語の「ヒュッゲ」には、心地よさの追求を表すという意味があるのですが、その屋外版が「フリルフスリフ」という見方もあり、屋外で心を整えるということだそうです。

それは、散歩・ハイキング・ピクニックであり、また、外で深呼吸するだけでも、すべて「フリルフスリフ」ということになります。

以下、参考サイトになります。

ノルウェーはどんな場所?

フリルフスリフ」がノルウェー語であることから、どんな場所なのか調べてみました。

ノルウェーは、1年の半分が雪に覆われる寒い国です。また、北極圏に近いため、夏には「白夜」と呼ばれる日照時間の長い日が続くそうです。

太陽も昇らず、全く何も見えない程暗く閉ざされる冬の一時期には、見渡す限り白銀の銀世界が広がり、頭上には「オーロラ」が揺らめき出だします。とても神秘的な光景ではないでしょうか。

私も一度でいいので「オーロラ」を実際に見てみたいのですが、その時に必ず見られるというわけではないそうなので、未だに見に行く勇気が持てません。

日本とほぼ同じ面積のノルウェーですが、人口は約500万人です。人口1億2330万人の日本と比べてみると、1/25となります。そのことを知って、人混みが苦手な私からすると、羨ましく思います。

また、普段は都市部に住んでいても、自宅から少し足を延ばせば、海と山両方を持つ雄大な自然に触れることが出来る暮らしの為、小さな頃から休日や日常の僅かな時間にも、自然の中で過ごすことが習慣になっているそうです。

「ヒュッテ」と呼ぶ小屋の存在

山や海など自然に親しむ暮らしに必要となるのが、ドイツ語で「山小屋」を意味する「ヒュッテ」とのことです。そこには、電気や水道が通っていないものも多く、トイレは戸外にあるものもあるそうです。

また、テレビやインターネットもない自然の中で過ごす時間を大切にするノルウェーの人達は、このような不便を楽しみ、国内には約40万軒も点在しているとのことです。「ヒュッテ」を拠点とし、冬はスキーを楽しみ、夏は釣りや水遊びを楽しみます。

人々にとって、スキーはスポーツではなく「歩く」「走る」といった日常の移動手段のひとつであり、スキーで通勤や通学をする人もいて、暮らしの中では散歩感覚の身近なものだと言います。

このように、多くの多くのノルウェー人は、一年を通して屋外でリラックスをして過ごす時間を大切にし、家の庭先にも家具を置いてゆっくりと過ごします。

また、屋外の炉台(薪ストーブを乗せる床)などで火を焚き、薪が飛び散る音を聞きながら、簡単なBBQをすることもあります。気軽に屋外で楽しむ暮らしをすることが、北欧の「フリルフスリフ」と繋がるのではないでしょうか。

以下、参考サイトになります。

最後に

こうしてみると、日本人は仕事に一所懸命で、心のゆとりがあまりないように思えてきます。勿論、人それぞれ違いはあり、長期休暇の際は、外に出て自然を満喫している人も多くいるのではないかと思います。

私自身登山が好きなので、きつい思いをして山頂に辿り着いた時はとても気持ちがよく、自然に触れるのは精神的にもいいのだと感じています。北欧の「フリルフスリフ」を参考に、時間に余裕がある時は自然環境で過ごしてみてはどうでしょうか。

こちらでも記事を書いているので、よかったら読んでみて下さい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?