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A型事業所で働くことの安心感と葛藤

私は、約1年間「就労移行支援事業所」に通所した後、現在「就労継続支援A型事業所 TANOSHIKACREATIVE東町」でライター業務をしているのですが、安心して仕事が出来ることに感謝しながらも、就労支援を受けながら働くことに対し葛藤もあります。

今回は、その葛藤について書きたいと思います。

安心して働ける場所


ライター業務ですが、もともと書くことが好きなので、仕事に出来たことをすごく嬉しく思っています。そして、あと数ヶ月で1年になるのですが、環境にも慣れました。

適応障害」がある為、最初は不安が強かったのが嘘みたいです。これも、支援員さん達のおかげだと思っています。

今でも、毎日記事にする題材を考えることが思った以上に大変で、支援員さんに色々アドバイスを受けながら書いています。

私は、自分の障害を知る以前・以後の約30年近く一般就労で仕事をしてきたのですが、最後の5年くらいは、毎日ストレスを抱えて、気を抜いたら叫び出したくなるような状態でした。

それを考えると、今は本当に落ち着いて仕事が出来ているので、良かったと思います。

しかしその反面、働く時間が4時間と短く、時給なので給与的には厳しい部分もあります。これから先のことを考えると不安がないわけではありません。そこで、私の中にある想いが芽生えてきました。

自分の働く力


今まで長い期間一般就労で働いてきたのに、なぜ今それが出来ないのか、私の今まで仕事をしてきた経験をもっと活かせないのか。この気持ちは「就労移行支援事業所」での実習先でも私を悩ませることになります。

当たり前に出来ていたことが出来ない。なんで‼︎

決して自分の能力を過信している訳ではないのですが、悲しい気持ちとともに、それは自分に対する怒りへと発展していきました。

また、久しぶりに会う友人と話をしている時に「今何してるの?」と聞かれるのが嫌です。それは、自分の中に「A型事業所」で働いていることを恥ずかしいという思いが、どこかにあるのだと思います。

何かが空回りしている気がします。安心して長く働きたい気持ちと、無理をしてでも一般就労で働きたいという葛藤

これから先目指すべきもの


まずは、落ち着いて考えてみることにしました。

初めに、なぜ一般就労で働くことが出来ないのかと言う事ですが、答えは簡単です。

今までの就労経験など関係なく、現在私は「適応障害」と「双極性障害」があり、一般就労に耐えられる自信がありません。また、「就労移行支援事業所」に通所していたものの、就職には至りませんでした。

次に「就労継続支援A型事業所 TANOSHIKACREATIVE東町」でライター業務をして約1年が経ち、環境にも慣れました。安心出来る場所から離れたくないという気持ちになっています。

しかし、「就労継続支援A型事業所 TANOSHIKACREATIVE東町」で働くことが決まった時に、一般就労を目指すと目標を立てています。

私は一般就労で働くことをあきらめた訳ではないのですが、すぐに結果を求めてしまったり、些細なことが気になってしまうところがあります。空回りしている原因がこの辺りにありそうです。

これから先一般就労を目指して、焦ることなく、目の前にある仕事から一つずつこなしていこうと思います。きっとその先に答えは見つかるのではないでしょうか。

こちらでも記事を書いているので、よかったら読んでみて下さい!

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