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心理カウンセラーが占い師になって人生変わった話

場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)

という症状をご存知ですか?

まったく話せないわけではないけれど、特定の社会的状況において、話すことができなくなってしまう症状のことで、不安症のひとつと言われています。
高校を卒業してからの約1年間、私はこの「話したくても、話せない」症状に悩まされていました。


当時の私は、大学受験に失敗して浪人中。家庭のいざこざで家出、風呂なし共同の四畳半での生活‥‥‥と、正に人生のどん底にいました。

奨学金で予備校に行っていたものの、高校時代の友人が声をかけてくれても「おはよう」すら出てきません。
大家さんが食べ物を差し入れしてくれても、ニコッと笑顔を返すのが精いっぱいでした。

世間に対して笑顔という鎧で壁を作って、話さないことで弱い自分をひたすら守っていたんです


今日は、自分の中に深く閉じこもっていた私が、時を経てなぜ四柱推命鑑定士になったのかを、自己紹介をかねてお話しようと思います。


はじめまして、鈴原あかりです

改めまして、こんにちは。
鈴原あかりと申します。
会社員のかたわら、平日の夜と休みの日に四柱推命鑑定士をしています。

Twitterでは、心の学びと心理カウンセラーの知識を使って人生を豊かにする心の在り方について発信しており、お陰さまで先日フォロワー数が1万人を超えました!

自分のライフワークである心の学びが誰かのお役に立って、「気づきになった」「勇気がもらえた」などのお言葉をいただけることがとても嬉しく、ありがたい気持ちでいっぱいです。

そして、四柱推命鑑定士としてたくさんの方と繋がりをいただき、喜んでいただけるようになるなんて、以前の私には想像もできないことでした。


心の学びに至るまで


私の緘黙症は、自分には存在する価値がないという自己否定のあらわれだったように思います。
大学に合格をして少しは自分を認められるようになってから、症状はだんだん和らいでいきました。


地方の国立大学に進んだ私は、知り合いがほぼいないのをいいことに、今までの優等生キャラを返上して探検部に入部します。
そして、バックパッカー、ワーキングホリデー、ナイアガラの滝でのツアーガイド‥‥‥と強い自分になるために修行のように世界中を飛び回りました。
まぁ、このあたりの話もはちゃめちゃで面白いのですが、長くなるのでまた別の機会に。


そんな自分探し期を経て得た結論は、どんなに遠くまでいっても自分は自分でしかないということでした。

住む場所や付き合う人を変えようと、どんなにハードな経験をしようと心は強くならないし、弱い自分は弱いままなんですよね。


強くなるためには外側ではなく自分の内側を変えなくてはならない。

そう気づいた私は、自己啓発や心理学の本を浴びるように読み始めました。
心を学ぶ講座やセミナーに通い始めたのは今から12年前。その1年後には心理カウンセラーの資格をとりました。



四柱推命との出会い

心の学びは気づきの連続でした。

今までジタバタともがいていた自分を客観的にみることができるようになり、感情に支配されて苦しくてどうしようもなくなることは程んどなくなりました。

ご縁があって、それまでの心の学びや、自身の特徴であるHSPについて講座をひらく機会をいただくこともありました。

でも、日常でなぜか感じる漠然とした不安や心の重さはなかなか消えません。

学びで気づきを得た時や講座でアウトプットしている時は自己効力感で気持ちがあがるけれど、実生活ではモヤモヤした自分に逆戻りということを繰り返していました。

頭で理解しているつもりでも、腹に落とす所までいっていなかったんです。


そんな上がり下がりを繰り返す中で出会ったのが「四柱推命」でした。

四柱推命(しちゅうすいめい)とは、太古の中国で陰陽五行説をベースにして生まれた歴史のある占いです。
生まれた瞬間の暦を用いて、人の先天的に持っている性格、能力、素質を推察し、経験や努力で変わる後天的な運命などを導き出します。
生年月日からその人の持つ星を割り出すのですが、星の組み合わせは何十万通りにもなり、とても精密に占えることが特徴です。


私が四柱推命鑑定を受けたのは、本当にたまたまの出来事でした。

関西在住の私が東京に行く。
→飲み会で前の席に四柱推命鑑定士さん(後の師匠)が座る。
→私が忘れ物をする。
→師匠が忘れ物の件で私に連絡をくれる。
→忘れ物を送っていただいたお礼もかねて鑑定を受ける。

このうちのどれが欠けても私と四柱推命が出会う事はなかったと思います。

そんな、たまたまの流れで受けた鑑定で私は衝撃を受けました。
複雑な家庭環境、繊細すぎる性格、時折でてくる大胆さ、などなど、なんで知ってるの?と思うくらい詳しく師匠に言い当てられました。

そして、幼少期に苦労することや、海外に縁のある時期、過去のモテ期まで、運勢の流れまでもまったくその通りだったんです。


自分への癒しは、今の自分をそのまま認めてあげることから始まります。

自分で自分の人生のシナリオを決めて生まれてきている。
スピリチュアルでよく言われることですが、生年月日だけでこんなに自分のことが分かるなんて、やはり人生のシナリオは存在しているんじゃないかとこの鑑定で感じました。

実際、後日私の母子手帳に書いていてあった出産予定日で鑑定してみたら、今の私とは似ても似つかない性格や運勢の流れになっていました。

今まで起こった出来事は今の私になるために必要だったんだ。
私は私でいいんだ。

心の学びで得てきた知識と体感が一体となって
今までの人生がストーンと腑に落ちた瞬間でした。



誰かのお役に立ちたい


違う自分になろうとジタバタしていたけれど、自分が決めて生まれてきたなら仕方がないと思うと、矛盾だらけで不器用な性格が愛おしくなりました。

人生にはターニングポイントになる「何か」があります。
私にとっては、四柱推命がその「何か」でした。


自分を受け入れるまでの私は、足りない自分を埋めるために心の学びを続けてきました。
でも、四柱推命で自分を受け入れられるようになって、今までの学びを誰のお役に立てたいと思うようになったんです。



心の悩みを解決したり、考え方のクセに気づいてもらう直接的な手法は「カウンセリング」だと思います。
でも、日本ではカウンセリングの敷居はまだまだ高いのが現状です。

その点、占いは一般に浸透していてカウンセリングの前段階として気軽に悩みを相談する場になっています。
そして、占いは理論を超えて別の角度から気づきを与えることだって可能なんです。

四柱推命は自分を受け入れ、さらに自分の隠れた可能性を知るために最適なツールだと私は思っています。
そんな四柱推命にカウンセリングの要素を取り入れることで、相談者さんに自分自身を活かして楽しく生きる方法をお伝えすることができる。
私が私を活かす方法はこれだ!と確信して、私は四柱推命鑑定士になりました。

あなたはあなたでいい


今、生きるのがつらいあなた
自分の人生がこれでいいのかと迷っているあなたへ

運命に流されていくだけが人生ではありません。
自分の心との向き合い方次第で、自分で運命をつくることだってできるんです。



周りの人が何と言おうと、あなたの人生に何が起ころうと
”あなたはあなたで大丈夫”。

今の自分でいいんだと確信が持てるようになることが自分の人生を生きる第一歩です。

そこが腑に落ちていないと、どんなに頑張っても欠乏感がついてまわります。



今の自分を認めるのは勇気がいると思います。

不安になった時、迷った時に
私の四柱推命の鑑定であなたの背中を押すことができれば嬉しく思います。



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