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うつ×ADHD×東大受験 36 息子のマイペース受験記 中だるみ

高3の夏休みにうつ・ADHDと診断された息子。センター試験直前に親子で向き合って話をしたことをきっかけに症状が改善したが、勉強は間に合わず宅浪することに。共通テストは目標点達成。Z会の提出に追われる中、志望学科を情報工にしたことに不安を覚え始め、生活リズムも大いに乱れた。調べると情報工に行っても大学院を受けて興味のある研究に行けることがわかりひと安心。今回も日記から。

2月10日(水)

タローはなかなか起きられない。実は朝6時半頃階段で音がしたので2階のトイレの前へ。もしかして、試験2日前なのに今から寝るのか?どうしようとドキドキする。ドアの外から声を掛けると「ちょっとお腹が痛くて」「これから寝るの?」「いや、寝てたよ」3時に寝たらしい。10時まで寝るからといっていたが、結局14時まで寝ていて、今日もジローが「優しく起こして」というわたしの願いを聞き入れて起こしてくれた。散歩でファミマへ。このところ子どもたちで蒙古タンメンとか、スパイス系にはまっているそうで、今日はペヤングの激辛カレー味を購入。昨夜は3時まで起きて西村大臣(当時の経済再生担当大臣(新型コロナウイルス感染症対策担当))が灘→東大→官僚→政治家という経歴を辿ったことを調べたらしい。トホホ。
ずっと起きてこないので、このままではマズイという思いと、そうはいっても本番の試験は必ず起きられる人だから大丈夫という思いが交錯する。散歩後はすぐおやつ。ペヤングを子どもと3人で分けて食べた。味がおいしい云々ではない。とにかく辛い。これ何で辛さを出しているの?と思う。子どもたちもヒーヒーいってタローは変な汗をかいている。二度と買わないといっている。16時近くにようやく物理を始めた。今日は調子がいいらしい。
以前Z会でミスと書かれてかなり減点されていた問題で納得できずLINEで質問していたもの、やはり「満点にするべきでした」との回答。すごいなー。昨日までこんなミスした!と時間が足りない様子だったので、起きないだけでもうだめかもとうろたえたが、今日はよくできている様子なので行けるんじゃないかと思えてきた。ずっとやっていない分野が出なければいいのだが。
タローが起きたばかりの時は「もう疲れた、ダルイ、早く終わらないかなー。本番前にしてモチベが上がらないよ」といっていたが、あと2週間ちょっとで終わるねといったら少し力がでてきたよう。本当にあと16日。
夜寝る前に「明日は慶應1日前かー。心配だなー。」と話しかけてきた。
自分の心を落ち着けてからベッドに入りたいという様子だった。

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