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【音楽日記】Alicia KeysさんのUnderdogに心を動かされた背景

こんにちは~
今回は私がALICIA KEYSさんのUnderdogとうい曲を聴いて

感動し、
ピアノの弾き語りや、音楽全般を続けた理由と背景について
書いていきます。

ALICIAさんの存在は、私が当時18歳の時に留学していた
NY州の短大で知りました。
(20年以上も前の話です)

彼女のMVがテレビに流れていました。
「Girfriend」という彼女の曲を聴いてから
「かっこいい」と思うようになりました。
↓↓↓

4年前、彼女の「Underdog」聴いて、私はとても心を動かされました。
↓↓↓

私は、幼少期から色々と大変だったのですが・・・
自分ではそれに気が付いていなかったり・・・
逆に、自他ともに恵まれた人生だと思っていました。

それなのに、
理由がわからないけけれども、人生で大変なことが多かったです。

最近になって、やっと理由がわかりました。
(複雑すぎて説明できないので、割愛します)

生きるのがきついなと思っていた時に、
ふといつも思い出していたことがあります。

それは、私がNY州の短大の寮で出会ったNYCのスラム街から、
奨学金と少しの希望を支えに勉強にきている学生たちとの思いでです。

彼らはNYCの最貧困地区、サウスブロンクスという地名でとても治安が悪い場所の出身でした。
サウスブロンクスは、HIPHOP発祥の地です。

当時、日本は経済大国で日本人=お金持ちでした。

私は寮で、NBAの奨学金で学校に通っている学生と交流しました。
もちろん、毎日毎日バスケットボールコートに彼らはいます。

他にも、LGBTを公言している人とか、
トイレでマリファナを売買している人とか、
絵がとても上手い女性とか・・・

それぞれ、奨学金の種類はわからなかったけど、
みんな将来のために必死なのは一緒でした。

夜中には、私たちの共有スペースから、
大音量でHIPHOPやR&B、Rapが聞こえてきます。
そして、誰かがラップを大声で始めるのです。

HIPHOPダンスをしているのもよく見ました。
彼ら彼女らのRAPやHIPHOPダンスは、いつも即興でした。

留学2日目、衝撃的な出来事がおきました。

後の正確な情報では、
「一部の日本人留学生」が、マリファナを吸っていたのですが・・・

白人の寮の管理人が、警察に
「黒人やヒスパニック系がマリファナを吸っている」と通報したのです。

そのあと、映画の様なシーンが繰り広げられました。

白人の管理人をとり囲んで、濡れ衣を着せられた人たちの怒号が飛んだのです。
(本当にすさまじい緊張感でした)

私は田舎の方に留学していたので、
田舎の短大で、白人の生徒と黒人の生徒が話しているのを見たことが無いです。
週末に行くNYCでは、そんなことは無かったのですが・・・。

後々、白人のホストファミリーから
「黒人の人たちは危ないから、気をつけろ」
とはっきり言われました。
(親切心だと思いますが・・・少しいらっとしました)

留学、2日目から人種という問題に直面しました。
ちなみに、アメリカではアジア系の力は強くないのですが、
私のいった頃は日本が経済大国だったこともあり、
「日本は自動車が強いね~」と友好ムードの人も多かったです。

話を戻すと、奨学金をもらって学校に通うスラム街出身の生徒と
過ごしたことで、

劣悪な環境からどうにかして自分の人生を立て直さなきゃいけない、
自分の境遇は最悪、チャンスも少ない、人種差別にもあう、お金もない、
将来の希望も少ない、

でも、どうにかして這い上がるしかない!
という彼らのハングリー精神をひしひしと感じました。
当時、自分の悩みがとても幼稚に思えました。

だから、日本に帰ってきて理由がわからないけど、
きついし大変だけど・・・
「私も彼らをお手本に、そういう心持で生きよう!」と決めて過ごしてきました。

なので「UNDERDOG」を聴くと、当時の思い出や自分の若いときの試行錯誤した、思い出が重なってとても心を動かされたのです。

この曲をピアノ弾き語りしたくなって、35歳からピアノ弾き語りを続けてきました。
そして、目的を達成しました~♪

最後まで、読んでいただきありがとうございました~

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