猫は犬にあらず
そういえば。
先日、劇団四季の『キャッツ』を初めて観劇しました。
一番すごいと思ったのは、美術のセットです。
あらゆるところに猫目線でのゴミの模型で囲ったセットなので、
縮尺を少し大きめに作られてて面白かったです。
野良猫になった気分にさせる。
世界観の設定から素晴らしい。
まるでディズニーランドのようでした。
キャッツについて、
全然あらすじを知らないで行ったのですが、
めちゃくちゃ文学っぽい作品なのですね!
観る人によって感じ方の変わる、余白のある作品で驚きました。
あらすじを言語化して色々説明するより観て感じた方がいい作品ですね。
作中で印象的な言葉に
「猫は犬にあらず」
という言葉があるのですが、
すごい好きな言葉!
猫に哲学を見出した美しい言葉!
原作は詩集らしいのですが、作者のエリオットは猫派だったらしい。
『キャッツ - ポッサムおじさんの猫とつき合う法』
そりゃ文学ちっくになるなー。
最近の劇団四季は、分かりやすいディズニーで固めているけど(来年はアナ雪)
古典的な作品でも良いなぁと思いつつ、
でも集客のためなら仕方ないのかなあ…と悲しい気分。
金のないと文化が育たんという感じがよく分かる。
劇場とかの雰囲気とか、
ガラスの仮面が大好きなので、
何か気になる舞台があればまた観劇したいな。
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