オンラインで救命講習を受けました‼️🚑

駅のホームにいて電車を待っています。電車が到着したところ、近くにいた高齢の男性が急に倒れました。あなたならどうしますか❓

この問いかけからスタート。

救命の連鎖という言葉を知ってますか?

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この4つの輪がスムーズに繋がることにより、はじめて救命率が上がります。最初の3つの輪は市民によって行うことにより、救命率が上がります。

心肺停止して119番に連絡して現場到着までに約8分半かかります。何もしないと、救命率は10%。市民による一次救命が非常に重要です。

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新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえて、コロナ渦の市民による救命蘇生法が厚生省より発表されています。

実際、私が再学習した救命の手順を以下に記載しますね。

①まず、周囲の観察。周りの危険は大丈夫?傷病者が倒れている。前後左右、上下すべて指差しして確認。足側から確認する。特に危険なものはないことを確認。そこで初めて傷病者に近づく。

②危険がないと判断したら、全身観察。反応の観察、呼吸、意識は。必ずコロナ対策のためにも、マスクをつけて、顔を近づけすぎず、もしもし大丈夫ですか?と声をかける。

見た目でわかる大出血、火傷、骨折がないか。肩口あたりに膝まづく、片手で肩を叩きながら大丈夫ですかと声をかける。反応がなければ、すぐに大きな声と仕草で協力者を呼ぶ。誰かたすけてください。

1人では大変、なので1人でも多くの応援を呼ぶ、倒れている人がいます、誰か来てください‼️と大きな声で助けを呼ぶ。

応援が集まれば、1人にAEDを持ってきてもらい,1人に119番してもらう。10秒以内で胸やお腹の上がりを確認して呼吸があるかをみる。時間をかけ過ぎないことが重要。

助けを求めても、一人で誰もいない場合は?→すぐに119番に通報して、すぐに胸骨圧迫を。遠くまでAEDを取りに行く必要はありません。隣の部屋にあるなど、すぐに取れる場所にあれば取りに行って、すぐに使いましょう。

③判断に迷う場合は、呼吸なしと判断してすすむ。すぐに胸骨圧迫です。

以下は、下に写真で示したような人形モデルを家にあるもので用意して実践を行います。コロナ渦で、家で実習を行う際にとても便利です。あと、体重計があると、どれくらいの強さで押せばよいのかわかるので、便利です。

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押すところは、手を✊して指がかかっていない手首側の部分です。指先は肋骨にかからないようにしましょう。腕を真っ直ぐ、手を重ねて、胸骨の真上から圧迫します。しっかり押して、そして重要なのがしっかりと圧迫した後に圧を解除すること。これにより、効果的に血液が全身に流れます。疲れたら、必ず他の人に手をかわりましょう。効果的に絶え間なく行うことが重要です。

押す部分は、乳首の間と覚えましょう!

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以下がポイントです。

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強く→5センチ沈む程度(体重計が30キロを指すくらいの力、これだと家でも練習できます)。

早く→1分間に100から120回のスピード。おなじみ、アンパンマンマーチの速さです!アンパンマンマーチをかけながら行うとわかりやすいです。

絶え間なく→疲れたら手をかわりましょう!

本来30対2(胸骨圧迫30回➕人工呼吸2回を繰り返す)でありますがコロナ渦では、人工呼吸は行わない方針となっています。胸骨圧迫を救急隊員が到着するまで続けます‼️

④AEDが到着次第、すぐに使う。胸骨圧迫との組み合わせが重要。

胸骨圧迫をかわってもらい、準備。胸骨圧迫は絶対にやめない‼️電源を入れて、音声の指示通りに。一度でわからない場合、何度も同じ音声が流れます。

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タオルで感染防止のために傷病者の口鼻を覆い、コロナ感染にも注意します。

水で濡れている時や貼り薬がある時は剥がして良く拭き取ってください。ベースメーカーなど埋め込まれている時は離してパッドを貼る。貼る場所は必ずパッドに書いてます。右の鎖骨の下、左の脇の下、これで心臓を挟みます。

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ペースメーカーがある場合、ある場所によって、左の鎖骨の下➕右の脇腹、両脇腹、などでも構いません。とにかく心臓を挟む位置であることが重要です。

周りを確認して、離れてください‼️と大声で声をかける、必ず誰も傷病者に触れていないことを確認して、離れてください!触れないでくださいと大声で言いながらショックをかけるボタンを押します。

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ショックをかけ終わったら、音声に従い、すぐに胸骨圧迫を再開します。パッドは貼ったまま、AEDの電源は必ずつけたままにして、音声に従いましょう。自動解析をしてくれ、必要で有ればショックの適応となります。

自分の身を守ることも大切ですので、自分にも危険が迫る場合は、まずは自分の身を守りましょう‼️

私が受けたオンライン講習会を開いた日赤のホームページにも一次救命を学べる動画があります。

一歩前に出る勇気、そして知識、技術によって救える命があります。消防署で定期的に講習会を行っていたり、コロナ渦ではオンライン開催の講座を利用して行うことも有用であることを感じました‼️オリヒメ母さんの学びのコーナーでした👍

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