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SOS

自分は困った時に
SOSを出せる人間になってきた。

そう思っていた。

けれども、本当にピンチな時には
まだまだSOSを出せる人間にはなれていなかった。

"本当にピンチな時"
それは自分が体調を崩している時や
子どもの看病で缶詰め生活な時..

今回、2週間に渡る家族の不調リレーで
一体なんでこんな地獄なんだろうって、
この後良いことがあるのか?誰か保証してよ、
怖いよ、不安だよって、、
すごく気を病んだ。

子どもに四六時中ママママと呼ばれて
何も集中できないし、夜中は看病で眠れず
ストレスが溜まって、
子どもに当たってしまったりもして、自己嫌悪…

ワンオペでひたすら看病。
話す相手も居ない。
義母に話しても何も伝わらない。
誰かわかってくれる人と話をしたい、、、
とにかく話をしたかった。

でもその自分の気持ちすらも見えなくなっていた。

本当にピンチだった。

自分の休憩時間も取れず、4日も続いた息子の高熱、
そんな時、かつてのママ友が、玄関前にお菓子を置きに来てくれたり、
一番遠くに住む弟が「そんなピンチな時は言ってくれたら仕事休みの日なら飛んで行くで!」
と言ってくれたり、
職場の友達が「これ見て元気出してください!」って、
職場のおもしろ動画を送ってきてくれたり、
ママであり職場の同僚である二人が
私の弱音を聞いて「わかる〜私もだよ!」て励ましてくれたり、、

もうその一つ一つがむちゃくちゃ嬉しかった。

あー、私のこと元気づけてくれる人、
居た、って、、

もっとこの人たちにSOS出したらよかったって、、

誰に出したらいいか分からんかったんよね、、

話し相手はSNSしかなくて、
でもSNSにSOS出しても意味無かった。

自分が困った時に分かる。
結局はリアルな人間関係。

SNSをひたすら眺めて現実逃避して辛い感情を抑えた気になってたけど、
抑えなくてもよかった。押し殺さなくてもよかった。
SNSでも自分でも無い、心の通う人との会話が教えてくれた。

見つけた。

ありがとう。

地獄にも思えた日々は、このことを私に教えてくれるために起きたんだ。

2月は、毎年、"仲間"を発見するトラブルが起きるな。まさに、破壊と創造。

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