雑記;自助的認知行動療法のための_20210101

昨年の振り返り

まあなんと言っても新型コロナウイルスの流行とそれに伴うライフスタイルの変化は嫌でも書かざるを得ない。

緊急事態宣言が発令されていたときはもちろん、その後もしばらくは在宅ワークが続いていた。ただ僕は自らの意思でオフィスに毎日通うことを選択した。もちろんリスクは承知だし感染症対策はできる限り行って。

僕個人フルリモート時のコミュニケーションコストの高さに耐えられなかった。上長に「さーせん!1分だけ時間ください!!」で解決することがリモートだと半日は余裕でかかることがままあり...それに耐えられなかったんだと思う。

上長は仏陀レベルの徳の持ち主なので決して僕からの相談を無碍に扱っていたわけではないのだが、やはり物事には優先度というものがある。役員レベルで話し合わなきゃいけない問題が飛び交っているなかチャットツールで僕からの相談事がそれよりも優先して取り上げられることはほぼない。

ここで問題なのは優先度が低い=自力で解決できる問題ではないということだ。どれだけ会社として優先度が低い問題であったとしても、上長の判断が必要であり、その判断なしでは身動きが取れない問題というのは常にあらゆる職場において存在するだろう。

そんなときに上長と同じ空間にいる場合、上長が役員会議に入る直前に「1分でいいんで時間ください!」攻撃が使えるんだけど、フルリモートだとそうはならないし、そうしないのは上長としても的確な判断でもあるわけだ。

僕は「一瞬でいいから時間ください」攻撃を使えない状況に対応できる能力も裁量も持っていなかったからフルリモートはキツかった...だから緊急事態宣言が解除されてからは自分からオフィスに常にいるようにした。

オフィスにいれば上長もいるし他の優秀なスタッフも誰かしら相談に乗ってくれる。そんなありがたい環境はフルリモートでは望めなかった。いや、僕の能力ではできなかったと言う方が適切だろう。

めちゃ優秀な人ならフルリモートでもいけちゃうんだろうけど、僕は無理でした。感染リスクを負ってでもオフィスに通うことの方を選択した。そして結果として自分としてはいい仕事ができたと思っている。

タスク管理の難しさへの対策

昨年の初め、ちょうど今から一年前くらいのこと、仕事のストレスに負けてしまって年明け早々一週間ほど病欠もらったのがハイライト。

あの時はホントにしんどかった...

しんどかったけど、しんどいときには業務よりも自分の心身の健康を優先して休んでください、という職場の体制の恩恵をフルに受けた結果めちゃ安心して仕事ができるようになって、病欠後は、もちろん仕事だからつらいことが大半だったけれど、それでも底には安心感があって、充実して働くことができた一年だったと思う。

障害の特性上タスク管理が非常に苦手だった(し今でも苦手)けれど、上長含めたデイリーでの進捗管理のミーティングを欠かさず実行することで僕自身もそうだし同じチームのメンバー(非障害者(のはず))もそれまでより抜群にタスク管理が上手になったと思う。

あと意識的に振る舞っていたこととして挙げられることというと

・わからないことはわからないと正直に言う

・不安要素が少しでもあれば誰かに相談する

ですかね。

どんなに些細に感じられることでも、どんなに相手にとって「そんなん当たり前やろが!」と受け取られそうなことでも自分がわからないことは周囲に相談することが大切だと実感。

もちろん根拠ある仮説を立てた上で「これどうでしょうか?」と言えるレベルまで質問のレベルを高めるのは必要なんだけど、そのレベルまで質問のレベルを高めてからの相談に応じてくれない人は少なくとも僕の職場には誰一人としていないです。

ほんまに良い職場に巡り逢えました。

今年も暦通りに仕事が始まる。

いつも連休明けの仕事は正直めちゃだるいんだけど、やらなきゃならんことは山積みになっているし、だからこそ明けた瞬間からドーっと処理しなきゃならんことに対応していく必要があるんで、職場に着いた瞬間からモードが切り替わると信じている。

1/4にオフィスまでたどり着くことができれば一年間極度の鬱がなかったで賞の受賞となるので仕事始めは這ってでもオフィスに行く心算です。

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