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神様に信頼する

まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。

聖書 マタイの福音書6章33節



昔、神様に祈って仕事を決めたことがある。

リラクゼーションセラピストだ。

当時は「人に仕える」という漠然としたイメージを与えられ、勢いのままリラクゼーションの仕事に就いた。

面接の時、教会に行きたくて日曜休みを希望した。

面接官からは週2程度なら休めると言われたが、実際は店舗異動なども重なり、ほぼ日曜日は休めなかった。


私は求めた。

どうかこの仕事のまま、日曜日が休めますように」と。

接客業で日曜日の午前中を休みにするには、いくつか方法がある。

その内の一つ、店舗異動が現実味を帯びてきた。

「もう少しで異動できるかもしれない…!」

実現しそうになった時、突然異動の話はキャンセルになった。


なぜ。。。


私は相変わらず「この仕事のままで日曜日が休めるように」と祈り求めたが、どの選択肢も実現できそうなタイミングでダメになる。

まるで神様が扉を閉ざしているみたいだった。


そんな時に教会に行くことができ、

神様はどんな者でも用いることができる

というメッセージを聞いた。

キャリアや日曜休みといった自分の計画は崩れた。今さら何の希望もない。そんなゴミのように腐った私でも、どうやら神様は用いることができるらしい。

じゃあ、あげるよ。こんな奴

投げやりで、神様に自分のすべてを明け渡した。


思えば、私は二兎を追っていた。

・神様を礼拝するために日曜日を休みたい
・でも今の仕事は辞めたくない

両者は同時には実現しない。

そして何より神様が、退職に導かれている気がする。


聖書にはこうある。

ですから、何を食べようか、何を飲もうか、何を着ようかと言って、心配しなくてよいのです。

これらのものはすべて、異邦人が切に求めているものです。あなたがたにこれらのものすべてが必要であることは、あなたがたの天の父が知っておられます。

まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。

ですから、明日のことまで心配しなくてよいのです。明日のことは明日が心配します。苦労はその日その日に十分あります。

聖書 マタイの福音書6章31-34節


食べ物や着るもの以上に、神様に信頼することが大事とある。

しかし私の心は、
①神 ②仕事 ではなく
①神 ①仕事

となっていた。

そして、私を愛された神様に祈らず、自分の計画が叶うようにと神様を利用していた。


そんな時に、他のクリスチャンから
「自分のこだわりを捨てないと祝福は受け取れない」と教えてもらった。

そして様々な方法で、自分の計画を捨て神様の計画に信頼するようにと励まされ続けた。


主に信頼し御言葉に従った時、私はキャリアを失った。

社会人2年目だった。

主に信頼し御言葉に従った時、私は生計の手段を失った。

来月からどうお金を工面したらいいかわからなかった。

主に信頼し御言葉に従った時、私は自分のやりたいことを失った。

主に信頼し御言葉に従った時、私は自分を信頼する生き方を失った。


しかししゅ(神様)は不思議な方法で、すべてを与えてくださった。

①お金

当時コロナ禍であり、個人事業主向けの給付金があった。

なんと、私も給付金を受け取れるらしい……!

リラクゼーションセラピストの仕事も、契約上は個人事業主だからだ。

全国民一律給付の支援金なども含め、退職後に受け取ったお金は、のべ250万円。

1年遊んで暮らせるお金だ。


②仕事

ゆっくり今後のことを考える中で、改めて「神様のために生きたい」と思った。

そんな仕事を求めて祈っていたら、教会の牧師からライティングとナレーションをお願いされた。

やってみると、今まで味わったことのない楽しさで、これを仕事にしようと決めた。


③ロールモデル

退職を後押ししてくれたクリスチャンから、YouTubeの動画編集をお願いされた。

私は彼女と関わっていく中で、信仰やフリーランスとしての生き方を教わった。


主はお金と仕事とロールモデルを、事前にすべて備えてくださっていたのだ。



まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。

聖書 マタイの福音書6章33節


主イエス・キリストは、今日も変わらぬ愛であなたを愛し導かれる。 

十字架にかかるほどの主の愛に信頼する時、主があふれるばかりの恵みを注いでくださいます。

どうか、すべての栄光が主イエス・キリストにありますように。



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