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【ちおこジビエ】2022年7月の活動報告

7月は人との対話月間

大槌町地域おこし協力隊、株式会社ソーシャル・ネイチャー・ワークス所属のまつしたあかりです。2022年4月に兵庫県から岩手県大槌町に移住しました。大槌町内でジビエ事業に携わっています。
7月は人との対話が多い月でした。今まで大槌・釜石しか言ったことがありませんでしたが、今月は雫石、遠野、盛岡…いろいろなところへ行き、いろいろな人と話しました。大変でしたが、デスクワークから離れてのお仕事は刺激も多く楽しかったです。

雫石町ジビエ塾

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7月1日、岩手県雫石町で私たちOGSP(=大槌ジビエソーシャルプロジェクト)の活動を伝える講演、ジビエ塾を開催しました。
雫石町では近年、イノシシの増加による獣害被害が増え続けており、対策が急がれています。雫石町には、解体施設がなく、駆除された動物は自家消費を除いて廃棄処分となっています。
MOMIJI株式会社も当初、シカの解体工場を作ることに大きな決断が必要でした。その決断には、ジビエについて、解体工場の成功談、失敗談を知る勉強会があったと聞きます。OGSPの経験を伝えることが、他の地域のジビエ事業の第一歩となってくれることを期待しています。

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今回は商品の売子として参戦!時間が押していたにもかかわらず、たくさん買っていただけました。商品を通してジビエの可能性について議論したり、おしゃべりの中でさらにOGSPの活動を伝えることができました。ツーリズム、ハンター育成にも興味を持っていただき、参加してもらえました。ありがとうございます!

帰り道①

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雫石からの帰り道は遠野まで車で、遠野から電車で帰ることになりました。
遠野からの電車は2時間後。
この日は例の通信障害の影響が出ていたので、暑かったですがガイドを頼んでまちを歩くことにしました。
遠野は昔、商人が通る場所で、それとともに面白い妖怪の話が多く伝わったそうです。まち中には妖怪の姿をたくさん見ることができました。
個人的には、まちと草木が同居している、という印象を受けました。
ベンチのそばのグミの木、道路のそばから生える山椒も、のび放題というよりは、程よく居座り、人の生活の一部になっている。そんな感じです笑

スマホはだめになっていましたが、画面よりも遠野というまちを知ることが出来てよかったと思っています。

三陸の魅力発信!みちのりトラベルで大槌鹿の魅力を伝える

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7月9日はみちのりトラベルさん主催SDGsツアーの講演会を行いました。
講演は藤原さんで、私は会場準備のお手伝いです。
大槌鹿の魅力とSDGsのつながり、ジビエを食べることでなぜSDGsに貢献できるか、などを伝えることが出来ました。

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ワークショップでは、ジビエレザーを使ったキーホルダーを作りました。
鹿革の肌触りの良さ、柔軟性を知ってもらえたかと思います。

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講演後は釜石のカフェ&レストランHAMAYUIでランチをご一緒させていただきました!鹿肉のパエリア、山椒のピリッとした辛さと香りが鹿肉と良くマッチしておいしかったです。

帰り道②

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ひとしごと終え、帰り道。
藤原さんはどうしても冷たいジェラートが食べたくなったのですが、この日釜石のジェラート屋さんはあいにくのお休み。
よし、遠野の道の駅まで行こう!ということで、初の遠野道の駅でジェラートをいただきました。
道の駅の産直には旬の山椒の実が売られており、ランチで食べた鹿肉のパエリアを思い出しました。
「山椒ほしいなあ…」
藤原さんはすっかり山椒ムードです。
でも山椒って、遠野のどこかで見たような?
雫石町の帰り道に立ち寄った、遠野駅付近で山椒を見ていました。
「せっかくですし、駅前で山椒探しながら散策しませんか?」
そんなことから遠野散策が始まりました。
前には入らなかった雑貨屋さんに入ったり、
カフェで、普段の考え方やプライベートのことをしゃべったり。
仕事の話題以外で藤原さんとゆっくりとお話しすることができました。

材木町よ市&北上市川下り大会

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7月23日、24日は盛岡のほうへ。材木町よ市・北上川ゴムボート川下り大会でキッチンカーのお手伝いに参加しました。
お金を受け取り、商品を渡すあいだにも
「今日はこのジビエを食べるために来た」
「ジビエキッチンカーが来るときは必ずよ市に行く」
と嬉しい言葉をいただきました。
よ市当日は時折強い雨が降ることもありました。そんな中でキッチンカーに立ち寄っていただけたことに大きな感謝と、やりがいを感じました。

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翌日24日の川下り大会は晴れ。気温が上がり、持ってきていたペットボトルがみるみるうちに空になりました。
盛岡・北上川ゴムボート川下り大会はコロナウィルスの影響で3年ぶりの開催で、参加者は久しぶりの川下りを楽しんでいました。
ジビエを始めて食べる方にも手に取ってもらい「おいしい!」をいただけました。
川下り参加者だけでなく、開催本部で放送担当の方、音響担当の方、同じく出店している方などとも交流することができました。

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放送担当の方に、自分のお願いしたジビエ宣伝文を読んでもらいました。

でも、ちょっと恥ずかしかったかも…?自分の言葉にまだまだ自信が足りません💦

帰り道③

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川下り大会の後、ホテルに戻った時のこと。
夜ご飯までに時間があったため、街を散策していると…
「おう!わかるか?川下りの」
なんと、話しかけてきた相手は川下り大会の音響担当の方でした。
なんという偶然。そのまま夜ご飯をご一緒させていただきました。
盛岡在住の方で、盛岡冷麺をおすすめしてもらいました。
こんな偶然、あるんですね。
ごちそうさまでした!

7月を終えて

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4月大槌へ来てから、しばらく仕事のことばかりで手一杯でしたが、7月は忙しいなかで先輩、社長、社員、新しく出合った人、新しく来たインターン生…いろいろな方と交流することができました。
書ききれませんでしたが、新しいお菓子のお店を見つけて、同期ちおこメンバーや先輩ちおことお茶を楽しむこともありました。
8月からはさらに大槌町地域おこし協力隊が増え、ソーシャル・ネイチャー・ワークスにも新しいメンバーがやってきます。
その方々とも大槌の魅力をしゃべりながら、お茶なんてできると素敵ですよね。


来月、シカわな再開します!!!お楽しみに!!!(自分への鼓舞)

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