【ちおこジビエ】2023年6月の活動報告
こんにちは。大槌町地域おこし協力隊ジビエチームのあかりです。
梅雨の季節ですね。イベントの繁忙期で今月はいろいろなところへ行きました。
ジャパンツーリズムアワード申請
ジャパン・ツーリズム・アワードは、「旅のチカラ」の再生と持続可能性の確保につながる組織・企業・団体の取組を参考となる事例として表彰する審査です。
MOMIJIから、大槌ジビエソーシャルプロジェクトのなかで行っている「大槌ジビエツーリズム」の内容を申請することになりました。
大槌ジビエツーリズムはジビエを通して命を学ぶ、獲って食べるまでを体感するツーリズムです。
現役ハンターと山を歩き、動物の気配を追う山歩きや、実際に発砲の瞬間を見ることができる狩猟同行などのプランがあります。
去年は計47名の方に向けて実施しました。
全力で書き上げたので、結果に期待です！
いわてコーヒーフェスティバル2023
6月4日、IWATE COFFEE FESTIVAL2023にジビエキッチンカーが出店しました。
当日は雨が降ったりやんだりで不安定な天気でしたが、県外からの参加者も多数いらっしゃいました。
予想以上に混雑しましたが、多くの人に鹿肉の串カツを食べてもらうことができました。
ペット同伴可能のイベントだったため、犬を連れてイベントに参加される方もおり、串カツ以外にお土産として販売していたドッグ缶やガムも売れました。
わな修理
MOMIJIわなプロジェクトで使用するわなの修理を行いました。
先月から管理・修理を任されており、修理部品の見積なども行っています。
MOMIJIメンバーが誰でも気軽に使えるよう、管理に努めます。
ZOOMO出店
6月11日、盛岡市動物公園ZOOMOにてジビエキッチンカーが出店しました。
買いに来てくれた子供たちの中には、店頭の大きなシカの角に触ってみたり、動物園でシカを見てきた！と話す子もいました。
前回のいわてコーヒーフェスティバルでは完売して食べられなかったという人も、串カツを食べに訪れていました。
盛岡での串カツ人気が結構広がっているのかも…！
はま留学生来訪
大槌高等学校が県外各地から高校生を受け入れる『はま留学』の学生がMOMIJIにやってきました。
まずは、野生鳥獣被害がどんなものかをスライドを使って説明しました。そして、MOMIJIの取り組みや活動を知ってもらったうえで、ここでしかできないこと、やってみたいことについて考えてもらいました。
会社概要なんて、学生は興味ないよね…と内心びくびくしながらお話させてもらいましたが、話し終わった後に学生から「あれやりたい！」「これ見たい！」とたくさん手を挙げてもらえて、とても安心しました。
狩猟や命をいただき、無駄にしない取り組みを伝え、引き続き大槌町に関わりたいと思ってもらえるよう、サポートしていきます。
振興局ジビエ研修会
6月15日、22日、23日、岩手県沿岸振興局主催のジビエ研修会で、MOMIJIが講演しました。
北は岩泉町、南は陸前高田市まで、計6つの自治体が参加しました。
午前中はジビエ事業化を推進する経緯、MOMIJI株式会社の取り組みを説明し、午後はMOMIJIジビエ処理加工施設を案内しました。
岩手県ではシカなどの野生鳥獣による獣害が増えており、どの地域も具体的な対策が必要となってきています。
しかしながら、岩手県のほとんど全域で放射能によるジビエの出荷制限がかけられており、これがジビエ事業化の課題の一つになっています。
今回、沿岸地域の自治体が集まったことで意見交換の場としても機能し、自分たちの自治体だけでは事業化は厳しいが、広域連携ならできるかも、と今後の展望を見出したところもありました。
MOMIJIは岩手県のジビエ事業先駆けとして、今後も事業化支援を行っていきます。
大槌の暮らし：山に行きたい
最後に山へ行ったのはいつだっけ…と思ったら5月のGWでした。
あっという間に6月が終わり、1年の半分が終わっていました。信じられない！
散歩をしているだけで、いろいろなお花や雑草に出会える季節。
山がとっても恋しいです。
久々に、仲良くしている地域の人ともゆっくり会いたいし、やりたいことがたくさんあるなあ…
このままではいけないので7月はやりたいことリスト全部やります！
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