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女は『ろくでなしBLUES』と『松本人志』に影響を受けている男が無条件で好き

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「遺書」読んだことないからカートに入れた。


僕ら世代は”面白い”松本人志を見たことがない。
僕らが物心つく頃にはもう、ブラウン管の中にドカッと座っていたから、ダウンタウンのネタすら見たことがないのだ。

「偉そうに」

そう思っている。

だから僕は、松本人志の「遺書」を購入した。

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誰しも、他人の解像度が低いうちは苦手に決まっている。
興味があるから理解を深めようと思う。
解像度が上がってから、「好き」か「嫌い」か決めれば良し。

松本人志を「偉そうに」と言うには、まだ、彼の解像度が低い。


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お笑いを摂取しすぎて、自分が何になりたくて何をやりたいのかを忘れてしまった。
もちろん、音楽も好きだしずっと仕事にしたいと思っている。
しかし、この状況では全く未来が見えずに不安だ。
お笑いは息抜きなのだろうか、それとも、本当は、そちらに携わりたいのだろうか……。


うーん、わからん。なんでもやりたい。10代に将来を決めさせるのは早いだろ。


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音楽もお笑いも、きっと心の奥底ではキラキラした世界が大好きなのだ。
しかしなぜか「自分が舞台に立つ」という選択肢は、僕の脳内に出てはこない。それがいちばん手っ取り早いキラキラまで直通の方法のはずなのに、いちばん最初に切り捨てる選択肢だ。

有名になれるならなってみたいけど、ならなくてもなんとか平凡に生きられるし、まあどっちでもいいかな。なったらなったで。半ば諦めだ。

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約1年間、田舎に篭っていて、「ああ、きっと自分も平凡なまま平凡な男と結婚して、平凡に死んでいくんだ」って思った。
自分の自信がなくなってしまった。
キラキラの世界に縋っていたのかもしれない。
それは、自分自身のブランドじゃなくて、周りのブランドを借りて着ているだけだった。

ちゃんと自分に自信が持てること、見つかるといいね。
絶対見つけようね!あかりん!

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