スカイツリーから眺める東京
2022年6月24日
東京タワーより先にスカイツリーに登っていいのだろうか。本当に登る予定ではなかった。すみだ水族館のついでに見上げれば充分だと、旅に出る前にそういう気持ちだった。
しかし、スカイツリーの足元にから見上げると、あそこから東京の街を俯瞰してみたい気持ちになった。
オザケンのライブのための上京。オザケンの心の風景は東京タワーだ。「ぼくらが旅に出る理由」にダイレクトに東京タワーという言葉が出ているし、「高い塔」も歌詞の内容から東京タワーのことを歌っているのがわかる。
イヤホンで聴いていた小沢くんの音楽からからcreepy nuts の「のびしろ」に切り替えた。
「のびしろ」を聞くと一度、勝鬨橋から二つの塔を見て見たいと思う。そのためには、次こそは東京タワーに登ろうと思った。
心が定ったら、展望デッキ&展望回廊料金3,100円に躊躇うことはなかった。
エレベータは速いはずなのに、耳が痛くならなかった。外国客もたくさん利用するであろうことを想定して、ジャパニーズ感でもてなしているように見えた。
展望デッキから足元を見てみる。
昔、横浜のランドマークの展望台の窓側で足が震えたことがある。それまで、高所苦手だと思っていなかったが、流石にあの高さだと震えるのか。そんなことを思い出しながら下を見る。
平気だった。
とても快適に展望できる。技術力の違いだろうか。この違いについて、興味が湧いてきた。
足元のこの透明な素材なんだろう。どれくらいの厚さなのだろうか。細かい傷がついているけど、強度はどんなものだろうか。水族館のアクリルもすごい技術だと思ったけど、この透明板も気になる。
それにしても、iPhone SE3の画質すごい。眼鏡をかけて東京を見るより、写真で撮った方がより細かく鮮明に見える。iphone14proだともっと違う世界が世界を感じることができたのだろうか。
鮮明に映し出された東京は、街のグラデーションを見ることができた。きっとあの辺が商業地域で、あの辺が近隣商業地域かな。所狭しと地面が建物に覆われている。これが東京なのだ。東京で働いていた時期もあったけど、高い塔から俯瞰することはなかった。これは一度見ておいた方がいい景色だ。見ておいてよかったと心から思った。
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