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ゲーム制作挫折しました!

はい、タイトルの通りです。
ゲーム制作、一作も作ることなく挫折してしまいました。
うわー!!



「努力は夢中に勝てない」という言葉があります。

「作曲少女」という本に出てくる。この本は良いものです。

この言葉の続きは「努力している時点で向いてないってことなんだ。」


結局ゲーム制作は最後までしんどい努力でした。

どこかで楽しくなるかなあと、淡い期待をしながら、ずっと。

本を買ってその通りにがんばって動かしてみたり、プログラミングの勉強を時間を決めて毎日やって2か月で投げ出したり、したけど。

全然夢中になることはなかった、無理矢理、努力でしがみついていただけでした。


プログラミングがわからなかった、というのが一番の挫折要因です。

わからなかったし、今後もわかるようになるとは思えませんでした。
何よりまるで楽しくなかったし、勉強。

プログラミングのなにが難しいって、一か所でも間違えると一切動かないところ。

音楽は理論上おかしくてもとりあえず音は鳴るし、自分が心地よければ全部正解だから、だからなんとかなった。だけどプログラミングはそうはいかない。

難しいです。
プログラミングをやっている人、みんなすごいと思います。


そもそもの動機が弱かったような気もする。

ゲームが大好きで作りたかったわけじゃなかったんですね。

絵も音楽も活かせて、ひとりでできそうな創作活動で、今後も残りそうな手段を……と消去法で考えたときに残った選択肢がゲーム制作だった、だから飛びついた。

わくわくするとかいうより、もっと冷静な何かでした。

やってみれば面白くなるかなあとは、思ったけど。


反省点としては、もっと早くに引き上げればよかったところ。

ゲーム制作を始めてすぐ、どーんと時間を取って、「これは無理なやつだ」と早い段階で気づけばよかった。
結局2年以上、時間があればやるかもって、だらだらしていました。

選択肢を覚えておくのも、脳の容量を取りますからね。

ゲーム制作を頭の片隅で気にしながら他のことをやるのではなく、さっさとやめたほうがメンタル的に良かったように思います。


それにしても! 挫折ってやっぱりなんだか嫌だなあ。

別に続けることが美徳だとは思わない。
「何事も続けろ!やめるなんて許さない!」という教育をする母親とすれ違ったのもあって、私は「合わないことは早めに手を引いたほうがいい」という価値観なんですけども。

でもやっぱり挫折は悔しいし、自分がダメなやつに思えてきますね。

いや実際、プログラミングを習得できた人たちよりは確かに私はダメなやつなのですが。

割といろんな趣味を渡り歩いてきた人間なので、やめたものもたくさんあるんですけど、ここまで太刀打ちできずにやめたの初めてかも……。
プログラミングにほんとうに適性なかったんだろうなあ……。かなしみ。


しかしこれをきっかけに新しいことに挑戦するのはもうやめよう、とは思いたくないですね。

面白いかどうかはやってみないとわからないからね。

挑戦してみたことに後悔はありません。

いつかゲーム制作してみたいなー、が、してみたかったなー、になって、そのまま何もしないまま終わっていくよりかはずっといい。

新しくて面白い何かに出会うためには、挫折する結末も避けては通れないと思うのです。

とりあえず私はゲーム制作に向いていなかったことがわかった、今回はそれでよかったということにしましょう。


それにしても今後どうしようかしらね。

今回は、絵と音楽が活かせることを……といろいろ頭で考えてダメだったから、私の夢中ってそんな理屈の上には落ちてないのかもしれません。

このまま音楽生活を続けていくのが一番楽しいけれど、でも、再生数はどんどん落ちているし。
別の創作ジャンルにも足を延ばしておいたほうが安全なような気もするのですが……。

詩を重視しようかなと思ったのですが、詩って書けるときと書けないときの波が激しすぎて、詩のアカウントも2年ぐらい前に消したんですよね。


結局ボカロPに適性がありすぎる、派手に評価されるわけじゃないけど、続けるのが一切苦じゃないという意味で。

音楽制作のやり方を本気で見直していくのが結局、一番幸せになれるのかなあ。
本気でやるってちょっと怖いね。ただの趣味ですので……みたいな顔をずっとしていたい。
本気でやって滑ったら傷つくからね。

まあ、いきなり大きく変えるのは人間難しいし、できることから音楽活動を工夫して、それと同時進行で新しく夢中になれそうなものにアンテナを張っておこうかな。

そんな感じで。いきます。




今日の曲は「期待」です。
天才になれなかった人の歌です。


こちらのアルバムに収録されています。
アルバム版のほうが高音質です。



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akari-A
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