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読書感想文の書き方①本をえらぶ

どんな本を選ぶか

まず本を選ばなきゃ始まりません。

フィクションの物語から選ぶのが、読んで楽しいし書くにもラクなんじゃないかと思います。

でも、好きならノンフィクションとか伝記もアリだと思います。

課題図書も、もちろんよし!

いずれにしろ、わたしのおすすめは学年相当の本か、それよりも上級生向けの本。

相当学年以下が対象の本だと、感想を抱きにくい上に、本が低学年向けすぎる場合は先生に書き直しを命じられる可能性もあるでしょう…(苦笑)

でも、この本はどの学年を対象にした本なのか…?を調べる作業ってめんどくさいんですよね。課題図書で書いてこいって決められている場合はのぞくとして。

そういうとき一番頼りになるのは、子ども本人の感覚です。表紙だけを見てもらって何冊か選ばせるのがいいと思います。タイトルの文言やフォントやサイズ、絵柄から、本文の雰囲気やこの本小さい子向けだな、なんてことも子ども自身で予測できるはずです。これは自分好みの面白そうな本だ、と自分で見つけられたほうが、読もうとするモチベーションにもなります。

どこで選ぶか

1.学校で配布される、本を購入するための封筒?みたいなのって今もあるんだろうか。あれははっきり対象学年が記載されているので便利だと思います。デメリットはそこに興味のわく本があるかわからないこと、その場で試し読みができないこと。あと、もう購入時期を過ぎてるであろうこと。

2.図書館(学校の図書館含む)も、対象学年がまあまあわかりやすいし、お金がかからないのがいい。メリットにもデメリットにもなるんだけども、返却期限があることをどうとらえるかですよね。しめきりに追われたほうが筆がすすむタイプなのか、ちょこちょこ日を空けてゆっくり書いたほうが頭の中を整頓しやすいタイプなのか、これは人によると思う。ちなみにわたしは本は買うタイプでした。しめきりに追われたくないのもあるけど、単にコレクター気質なので。借りるのも好きだけど、家に置いておきたいって思ってしまうんですよね。

3.書店は、買ってしまえば図書館のように返す必要がないし、読んでいる最中に気づいたことなんかを直接書きこむことができるのがいい。あと、立ち読みができるのもいいと思う。一般の書籍の方がコミックよりはるかにビニール率が少ないのはこういうときありがたい。デメリットは、やっぱり高くつくことですね。小学校高学年くらいからだと文庫も選択対象に入ってくるだろうけど、それ以下の学年を対象にした本はだいたいがハードカバーでふつうに一冊1000円はする。一冊だけをねらい撃ちして買った場合、「この本面白かったけど感想文は書きにくいかも…」ってなったときに焦るので、候補に何冊か手元にある状態にしておきたいなら、ちょっと出費を覚悟しておかないといけないかも。

ちなみに、上記の【本】はすべて紙媒体を想定してます。あくまでわたしの印象だけど、子どもが感想文やら作文やらを書くとき、実体のあるものを手元に置いておくほうが混乱が少ないように見えます。本とか、ふせんとかメモとか、原稿用紙とか。パソコンやタブレットを前にして、頭の中身を整理してから、それを順序よくそのまま紙に書いていくって大人でも難しいと思うんですよ。少なくともわたしにはけっこうハードです。せっかく電子媒体で読んでも、どうせ原稿用紙に書くんだったら、全体的にアナログなやり方で統一したほうがラクだと思います。

そして、さっきもどこかで書きましたが、まずは感想文を書くことを頭から追いやって、自分のお気に入りの本(見た目だけでもいいから)を、2、3冊、多くて5冊くらい見つけておいてほしいです。読もうとする前から、書こうとする本を決めるのは無茶だと思う。

ということで、唐突に語り始めた読書感想文の書き方、②へつづきます。
(実はnote始めたときから、書きたいとずっと思ってたネタなんです。やっと書き始められた。)

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