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承認欲求モンスター

私は物語を書くよりも、自分の思いをつらつらと書き連ねる方が好きかもしれない。

思い返せば小学校でも中学校でも自分の思いを綴った作文や意見文なんかがよく評価されていて、毎年新聞や地域の雑誌なんかに載せてもらって、表彰されていた。ということを賞状を見つけて思い出した。
なんせ自己肯定感が低いから、人からの評価を素直に受け取れない。数年経ってやっと真っ直ぐ受け止められる。

もしかしたら物語だって書けるかもしれない。書けてるかも。でも私が自分の文章を認めてあげられないから人に見せられない。

自己肯定感が低いからその分承認欲求が大きくなって、SNSをする。
腕を切って写真を載せる。血の流れる動画を載せる。
どんな感情でも良い。人が私を必要としている、人の興味が私に向いている間は私は人でいられる。
みんなと同じ人でいられるように。それが私の人生の目標。
つまらないね。

「人間」でいられるって意味じゃなくて、「周りと同じ」でいられるって認識になってしまっている。

幸い、私には私のことが大好きな親友と恋人がいる。
親友とは10年以上一緒にいる。信頼度は誰よりも高い。血のつながった家族よりも。
それでも承認欲求は膨れ上がるばかりで、満たされることがない。もっと、もっと、もっと……

終わりが見えないから死ぬしかないって思考になる。
結局私がいつも行き着く答えは死。その割に死なない。
今度はいつ未遂して失敗するかな。

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