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【あかっぱのブラジル協力隊活動記】Vol.8

こんばんは、あかっぱです(^^♪

今日から語学が始まりました。

朝8:45~15:00まで。

こんなにぶっ通しで語学を学んだことは28年間、なかったのですが、あっという間でした!

今まで習ったことのないポルトガル語が、どんどんわかっていく楽しさ、講座の仲間と一緒に学びあって、その「分かった感」を共有できる楽しさが、すごく新鮮でした!
(覚える単語や用語、慣用句の多さに頭はアップアップになりかけてますが…)

でも、何と言っても、先生の授業が面白い!

正直、自分が昨年度までやっていた数学の授業もこんな風にできていたらよかったのにな、と思うくらい。

何がすごいって、教科書はあって、その内容に合わせて授業は進んでいくんですが、どんどんと脱線していく。

例えば、アルファベットの発音を学習しながら

「ブラジルでは、写真を撮るときにこの「X」(シース)を使うんです。」

といったうんちく的な要素があったり

例えば、

「garcom」(店員さんを呼ぶときの声かけ)を学んだときに

「『por favor』じゃダメなんですか?」

という質問から、『por favor』の使い方の話を深めたり

例えば、

「venho」(ワイン)という単語から、チリやイタリア、フランスといった国の名前をさらに学習したり。

また、教授法としても「agua」(水)を学んだ際に一緒に

「agua com gas」
「agua sem gas」

の二つを書いて、その意味を予想させたり。

(「agua com gas」が「炭酸入りの水」、「agua sem gas」が「炭酸なしの水」だそうです。)

さらに、ペアでの会話を取り入れたり、対話を通して授業を進めていて

まさに、日本の学習指導要領の

「主体的で対話的で深い学び」

が実現されていることに、驚きを感じました。

もちろん、今日は最初の授業だったから、ということもあると思います。

しかし、それを差し引いても、私自身、向こうで日本語を教える、ということで「語学習得」という点では、まさに同じ。

その一番のいい見本として、実際に「いい授業」を受けられているので、これを生かさない手はないな、と。

ある意味、自分にとっては

「語学」+「教授法」

二つの学びがある時間になりそうだな、と思うと、2倍わくわくします!


今日、一日語学の勉強をして、正直、きつい。頭に全然入らない。

でも、思ったのは、これだけ語学だけ学べる期間がなければ、この年になって新しい語学を習得することはできないな、と。

同時に、普通に働いていたらそんな時間はなかなか取れない。

そして、何より一人だとこんなきついことはできないけど、周りにみんながいて、必死にやっている姿を見れるから自分も頑張ろうと思える。

そう考えると、この環境すべてがありがたいなと、つくづく思う。
(毎日のように書いているけど)

さあ、明日からも楽しみながらやっていきます!



最後までお読みいただきありがとうございました。

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