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丸瀬家へいく。

山間地域を進む電車の車窓から
石州瓦の家を眺め、懐かしさを感じる。

ガタンゴトン


鳥取県米子市にある
食べれるシュトレン(丸瀬家)へ伺った。

大山が近くにあり、
地元に少し似たような安心感がある。

伺った理由は、
今行くべきだという直感を信じた、からだった。
友人・大くんの働く場所が気になっていた。

自己投資ができる今だからこそ、
行ってみたいところへ。

お世話になった大くんとは、
2年前にインターン先で出逢った。

ゆべし作り

一緒に畑に行ったぐらいの仲だったので、
連絡は交換していなかったが、
たまたま行ったパン屋さんで知り合った素敵な方が、大くんの知り合いで、連絡をした。

noteも読んでくれているようで、ありがたい。


到着した次の日は、大くんのお仕事に同行。

現場で3人と初めましてをした。
緊張していたが、皆さん声をかけてくださり少しずつ気持ちが解れていった。

映画『杜人』に出てくる矢野さんのもとで
勉強した前田さんに貴重なレクチャーを
受けながら作業
に取り掛かる。

技術を教えていただきながら、
庭木を移植するために手を動かす。

なんという贅沢な時間なんだ。

スコップの向きや根回しのやり方、
紐の結び方まで丁寧に。土の作り方も。

一本の木のために一生懸命になれる人たち。
命だもんね。

一人一人、紆余曲折あった中で
この場にいることを選択をして、
集まっている奇跡的な時間。

そこにいた方々は"本物"が好きで、
大地と生きることを大切にしている人たち
のように感じた。

皆さんのこれからの活躍が楽しみ。


豪勢な大くんツアーが始まった。

一瞬一瞬を切り取り、綴る世界観が美しく、
柔らかい雰囲気のある、
丸瀬家メンバーのはるさんのお宅へ

家の中に漂うお香の香りや家具の配置、
ものの選び方、とても素敵だった。

自分の好きを大切に生きている方だと、
出逢ってすぐに感じた。

旦那さんのひっちゃんが作るたこ焼きは
トゥルンと喉を通るほど柔らかくて、
絶品だった。
慣れた手つきで次から次へと焼いてくれた。

はるさんの土鍋で作るプリンは、
なめらかで優しい甘味と丁寧さを感じた。

子どもたちはコレクションしている石を
説明してくれて、お守りの水晶を渡してくれた。
大切にする。癒されたな。ありがとう✿

はるさんファミリーが満面の笑みで
送り出してくれたあと、
大くんが雑貨屋さんや近くの温泉を案内してくれた。どこも素敵。

山陰なぜか惹かれる部分が多い。

お豆腐屋さん

夜は、息子さんの誕生日会にお招きいただき、
丸瀬家へ。

素敵な平屋で、憧れが詰まっているようなお家。
心が緩むような心地いい音が流れていた。

味わい深い、家族の時間。

そして、繊細な味付けのご飯たち。

作る人の性格が料理に現れると思うが、
まさにゆかりさんの優しさ、家族への愛やおもてなしの心、素材を大切にしている気持ちが伝わった。 

本も出版している…!

全て絶品で、食べながらジワーッと
料理と家族の空間が作り出す豊かさを感じていた。

そして丸瀬家ご夫婦の今までと、これからを
聞かせていただいた。
話を聞いて、自分がどう生きたいか、
心の揺らぎが確かにあった。

少しだけど、可愛い子どもたちと戯れあえて、
一緒に遊んで、美味しいご飯をいただいて、
歌って踊って、

丸瀬家の一員になれた気がして、

とっても幸せでした。


人間にとって便利な世の中になる一方で、
大地が呼吸できなくなっている。

気づいた人が行動していくこと。

私が大切にしたいことを何年もゆっくり時間を
かけて大事にしている方々がいて、
学ぶことばかりだった。

そして最近悩みに悩んでいること。
悩めることの大切さ、ありがたさ。

私は何したいのか、どこに興味あるのか、
丸瀬家の方々とお話をする中で、
ワクワクとエネルギーが湧くものは何か、
惹かれるものがどこにあるか、明確化された。
話を通じて、自分自身との対話ができた。

行動してみて違ったら、
また違う道考えればいいじゃんって。

世界中でいくらでも仕事があるし、
生き方があるし、必要としてくれる人はいるよ!

一生悩みながらね!

私は覚悟が足りないとも同時に感じた。

本気で私のことに向き合ってくれたことが
何よりも嬉しくて、
出会えた人それぞれから溢れ出る
温もりと愛を感じられた時間であった。

出逢えて良かった、大切にしたいご縁。
ありがとうございました☺

大くんとも色んな話ができました、
本当に貴重な時間をありがとう!

悩みとか苦しいこととか寛容な心で聞いてくれて、本性バレたかも。笑
(写真:大くん)

作ってくれたお弁当おいしかった。

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