息子の死

はじめてのnoteがこんなにヘビーなタイトルでいいのだろうかと思いつつ、創作意欲だけは確実にいただいたので残してみようと思う

誤解のないように初めに言っておくけど、

息子は死んでいない

つまり夢の中での出来事だった

でも本当に大切な人の死に向き合ったら、私は泣けないのかもしれない、と思った

彼の、生き生きとした姿、たぶん彼が一番うれしく自分を誇りに思えるような状況、やっぱりすごいなと親も親バカからの感想を自然に持てた情景、からの突然の死

あまりに衝撃で、あまりに受け入れ難く、呆気にとられて、心が動かなかった

いや動かしたらまずいというのが正直な感覚かもしれない

家族が泣いている

場面は変わって、なぜか母と湖のほとりみたいなところにいて、バスで帰ろうかとバス停に行く

ほんとはもっと簡単に帰れるのに面倒くさい帰り道を帰る的な それを選んだ母についていくと

「若者をそのままにしておいていいのかなと思って」

思い詰めた表情で、涙をこらえながらそう言った

『は??』ピンとさえこなかった

『また何意味不明なこと言っちゃってるの?』

そこで目が醒めた

まだ4時

まだ死の感覚はリアルに残っていた

え、でも・・・

隣には息子がいた、、、

息していた

私も息ができた

そこから考えた あの夢の意味を

私は、意外と自分に向けられる視線に鈍感なのかもしれない 

私は、家族にもっと近づいていいのかもしれない

若者って私のことだったのかもしれない 笑

なんか色々な感じが残り

寝ている息子に触れた

よかった

生きてる



私は、書くことが好きです

親友達も勧めてくれたけど

自分の感じたこと、考えたことをどこまで表現したらいいのか、どこから始めたらいいのか、分からなくて今になりました

大人になると色々考えたり、自分のポジションとか、立場とか考えだすと、足が出なくなってしまう部分もある、どこかそういう部分も大切だとも思っている

それでも書くことを選択するのには少し勇気が入ります

でもきっと私にしか書けないものを書くことには小さな意味はあるのかなと、それがもし誰かの心に届いたら、分かり合えたらきっとうれしいから

どうぞこれからお願いします

akane


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